みなさん、こんにちは。




ぶす をご存じでしょうか?


狂言の。



まずは、あらすじ。いつものようにwikiより拝借。

主は、「附子という猛毒が入っている桶には近づくな」と言い置いて、外出する。留守番を言い付かった太郎冠者と次郎冠者だが、附子のことが気になって仕方がない。とうとう太郎冠者は、桶の中身を覗いてみることにする。するとどうであろう、毒であるはずの附子なのだが、大変おいしそうに見えるではないか。誘惑に負けて、太郎冠者が附子をなめてみると毒というのは全くの嘘で、主人が附子だと言った物の正体は砂糖であった。二人は奪い合うようにして砂糖を食べつくしてしまった。主人が嘘までついて隠しておいた砂糖を食べてしまった言い訳として、二人が選択した行動とは…。

まず、主人が大切にしている茶碗と掛け軸をめちゃめちゃに壊す。見るも無惨になったところで、二人で大泣きした。すると、帰ってきた主人が泣いている二人と、破れた掛け軸、壊れた茶碗を発見し、二人に事情を聞いた。そこで二人は、「掛け軸と茶碗を壊してしまったため、死んで詫びようと毒を飲んだが死ねず、困っている」と言い訳し、どうしてよいか困った主人が途方に暮れる…といったものである。



教えられたことは、必ずしも本当ではないということ。


知識としては、たくさんもっていても、実体験が伴った知識はどれくらいあるでしょうか?鵜呑みにするだけでなく、自分で考えることが、どれくらいあるでしょうか?



常識 という言葉で包まれたモノを、何の疑いもなく、鵜呑みにしていることはないでしょうか?



鵜呑みにした知識ばかりを、他人に教え続けると、知らず知らずに(意味の違う)

狂言師 になってしまうかもしれません。