誰でもいい なんでもいい 悪魔でもいい
この切なる願いを叶えて


さらさらと揺れる木々の側に佇み 物憂げに遠くを見つめる
僕に気付く君は蒼白い顔で微笑む 今にも壊れそうに脆く
そんな顔で笑わないで 泣いて縋りついていいから


君の時間はもうすぐ止まってしまう
君が弱音吐かないから僕も泣かない
だけど 君と過ごす毎日が最期の思い出作りみたいで嫌だ
そんな思い出ならいらない


☆誰でもいい なんでもいい 悪魔でもいい
愛する人を連れて逝かないで
ただ傍にいたいだけ ただ生きたいだけ
お願い 誰でもいいから
この切なる願いを叶えて


君とありきたりで幸福な時間を生き 熱を感じる
今にも壊れそうなこの瞬間を 心に 体に刻みつける
涙をこらえることだけが 今僕に出来る精一杯


無邪気に笑い合って 馬鹿みたいにじゃれ合って
2人で誓った未来がもうすぐ消えてしまう
こんな時でさえ僕は 失っていく温もり握り返すしか出来ない





君の最期の笑顔焼きつけて 君の止まった体抱きしめた
抱きしめ返してくれない腕が切なくて 哀しい
ああ もう泣いてもいいんだね


誰でもよかった なんでもよかった 悪魔でもよかった
切なる願いを叶えてほしかっただけ







※久しぶりの更新です!
相変わらず暗~いのばっかり書いてる気もしますが(-ω-)

病気で余命いくばくもない恋人の生を請う内容に仕上げました。
もちろん作者の妄想ですよ!?

書いてて思ったのは、病人の前で泣かずに笑って過ごすことは言い表わせないほど苦しくて辛いんだろうなぁということ。

逝くほうも残されるほうも感情に任せて泣けたら楽なのに…と思ってしまいます。
そんな簡単に片付けていい問題ではないのですが…
書いててとても複雑でした。

私はこの詩の主人公とは対照的に、どちらの立場であっても泣いてしまうので。

暗い終わり方になってしまいましたが、最後まで付き合って下さりありがとうございます!
あなたと生きたこの街は水面のように煌めいて
道端に咲く名も知らない花 恵みの雨 飛び交う人々の笑い声
些細な風景一つ一つがとても愛しく思えた


いつもと変わらぬ街並み 灰色に映る
振り返っても 在るのはあなたとの思い出だけ


☆もう二度と逢えない もう僕の声は届かない
あなたの笑顔ばかりが街に浮かんでは消える
脳裏に深く刻まれたあなたの声が僕の名を紡ぐのに
あなたの笑顔はどこにも見えない
ねぇ もう一度笑ってみせてよ


あなたに逢える気がして思い出の場所を巡った
子供みたいにはしゃいだ公園 古い教会 ありきたりで穏やかだった日々
巡り巡っても あなたの幻影にさえ出会えない


夕暮れの中一人きり あなたを求める
ぽつりと紡いだあなたの名が風に呑まれた


もう二度と逢えない もう僕の声は届かない
巡る季節の中 新たな記憶が増えていくのに
目の前の風景より 思い出の中のあなたに心が向く
あの頃と同じ風景のはずなのに
一人きりだと煌めきを失う


この街を離れられずにいる
この街で生きていたら 運命が僕たちを引き合わせてくれそうな気がして
儚い夢だって分かってる
僕の空想が生み出した都合のいい夢だ
分かってるのに…












※二人にとってこの街には思い出がたくさん溢れています。
とても大切な場所です。

共に生きた街で愛しくて、大切な人を失ったあとも離れられずにいます。

一人で見つめる風景がどんなに色褪せても、彼は哀しみと愛しさを抱えながらこの街で生きていくのです。




哀しくて切ない詩になってしまい、書いてる最中に涙がボロボロでした゚。(p>∧
相変わらず私の妄想の話なのですが(笑)

オリキャラを作り、立場などを設定した上で書いてみました!

設定では姉弟で、「僕」は弟です。

実際に私には弟がいて仲が良いのですが、弟を失ったらこんなふうに思い出を追いかけたりするのかなぁ~なんて考えてしまいました。

リアルに考えると気分が沈みますね(T_T)

こういう時は妄想に逃げます!(^皿^)

最後まで読んでくださった方ありがとうございました!!
「必ず君の傍に帰る」
そう言って遠くへ行ってしまうあなたを引き留めたかった
私も一緒に行きたかった
この桜の木の下で あなたの帰りをずっと待ってるよ


いつかは別々の道を歩むけれど 行く先にはきっとあなたが居る
その背中を見失わぬよう追いかけるから


☆どんなに寂しい夜も泣かないよ
あなたに会ったら 思いきり抱きしめて泣き叫ぶんだから
「おかえり」って言って
二人でまた思い出描いていこう


あなたが居ない初めての春 薄紅色の蕾が芽吹いていく
あなたを想い この場所で待ち続けてる
思い出がたくさん溢れてる桜の木の下で





視界が薄紅色に染まる
はらはらと散りゆく花びらが頬を撫でていく
ふと聞き慣れた声が私の名を紡いだ
ずっと待ち続けた大好きな人 やっと逢えたね


どんなに寂しい夜も泣かなかったよ
あなたに会ったら 思いきり抱きしめて泣き叫ぶって決めてたから
「おかえり」










※遠くへ行ってしまった大切な人の帰りを思い出の場所で待ち続ける。
再会するまでは泣かないと心に決めて。

私の妄想の中では戦場に赴く親友の帰りを待つという設定です。
読んでくださった方それぞれの大切な人を思い出していただければと思います。

読んでくださった方、作者の妄想に付き合っていただきありがとうございます!
更新は不定期になりますが、少しでもいい妄想が出来るよう日々精進します!!