今頃になって『紫微斗数の基本』について書こうと思ったのには理由があった。


先生に習って知識は取得はしたのだけれど、やればやるほど???

になってしまう。


私が習った先生は、飛星の方が専門です。

色々と駆使しての鑑定方法で『凄いの一言です!』が・・・


飲み込みの悪さと記憶力がイマイチの私には、時間がかかり過ぎてパニックってしまうんですね。

あちこちから分析しないといけないので。


しかも「基本的な紫微斗数」はあまり分かっていないんですよね。(星曜派)星の意味なんかは・・・。

色々な流派で学べば問題も解決はしますが、それにはお金や時間も必要となります。


私は、簡単に考えていたんですね。


なので、行き詰まってしまう。


今年に入ってからは、鑑定よりも基本系を学び直していました。


実は、これと同じような事を以前にもやらかしてました。


命宮に破軍星なので(苦笑)


紫微斗数を学ぶ前の年に、数ヶ月(短期間)でパソコンのWordとExcelの技能検定3級の資格は取得したのですが・・・


丸暗記での試験でしたので、合格はしたものの基本は全くわかっていない(パソコンの操作知識がない)状態でしたのでチンプンカンプンで挑んだのです。


基本がわかってない状態で挑むのですから無謀な挑戦でした。


頭が一部剥げましたから。


合格してからも先生から、パソコンの仕事には向かないとまで言われる始末。


合格後、数ヶ月で私の頭から覚えた事ほとんどが消えてしまいました。


身になる覚え方をしていなかったからです。


基本をしっかり分かっていれば、忘れる事はなかったような気がします。


そんな、経緯もあったので『基本が大事』って思ったんですね。


では紫微斗数の基本を‥‥


※独主・独座とは

12の宮の何処かの宮に主星(14個)が一個だけ入る状態の事


※対宮とは

反対側の宮の事

・命宮↔遷移宮

・兄弟宮↔奴僕宮

・夫妻宮↔官禄宮

・子女宮↔田宅宮

・財帛宮↔福徳宮

・疾疫宮↔父母宮


※同宮とは

12宮の何処かの宮に複数の星が入る事

(主星・副星問わない)

『○宮に○星と○星が同宮する』と表現


※隣宮とは

隣どうしの宮

命宮から見たら父母宮と兄弟宮が隣宮となる


※三合宮とは

三角形同士になる宮位

本宮から左右にそれぞれ4つ数えた宮

・命宮、財帛宮、官禄宮

・兄弟宮、疾疫宮、田宅宮

・夫婦宮、遷移宮、福徳宮

・子女宮、奴僕宮、父母宮


・申─子─辰

・巳─酉─牛

・寅─午─戌

・亥─卯─未


※三方四正とは

三合宮と対宮を合わせた宮位


※加会とは

三方四正の関係になる宮に存在する星の事を示す

(星は主星・副星問わない)

『○宮に○星と○星が加会する』と表現


※六凶星とは

ケイ羊星・陀羅星  天空星・地劫星

鈴星・火星の双星の事


※六吉星とは

文昌星・文曲星  左輔星・右弼星

天魁星・天鉞星の双星の事


※挟破(きょうは)とは

六凶星が挟む事を示す

意味は・・・

○宮と○宮に挟まれた間の宮が間接的に悪い影響を受ける


※狭照(きょうしょう)とは

六吉星が挟む事を示す

意味は・・・

○宮と○宮に挟まれた間の宮が間接的に良い影響を受ける


※沖破(ちゅうは)とは

対宮に凶星がいる事を示す


※沖照(ちゅうしょう)とは

対宮に吉星がいる事を示す