NETジョッキーサイバ 9 | ハンテンションパーク

NETジョッキーサイバ 9

こんばんは!今日は復帰一発目の小説です♪
完成度はどうか分かりませんが、腕が落ちていないことを願います。
ちょっと短め、8の続きですが、どうぞ、最後までお楽しみくださいませ!

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EPISODE 9 耐えろ!


キュアルが恐ろしい夢にうなされた夜は明け、
いつものように、夜明けが朝を連れてきた。
水平線が橙色に輝き、空が明るみに染まってゆく。

素晴らしい朝だ。

「おはようだぜ!キュアル!今日もがんばろうな!」

いつもの工事だ。その無邪気な笑顔は、
いつにも増して輝いて見えた。

工事は、UMBのTVを付けた。
見るのは、もちろんおめざめニュース。
そこには目を疑うような内容が報じられていた。

「ニュースです。今大人気のキャラクターと凝似した
パラサイトが電京都で暴れています!
周辺地区の方は、今すぐ非難して下さい!」

間違いは無い。キュアルと人気を競っている
牛・馬型ロボット、トモロとバイブイだ。

「一体何がどうなっているんだぜ!?」

"Trans on"

工事は迷わずサイバへとトランスし、
自宅ルーターから、現場へ走り出した!





~電京都 カヴァーロ地区 電京都公園~

報道の通り、2匹の怪物は暴れていた。
トモロとバイブイの自我は、もはや無い。

「ボクが行くアル!!」

キュアルが勇ましく、前に出た。
そして闘争本能からなる突進を繰り出した!

しかし、2体が合わさったパワーに勝てる訳は無く、
吹き飛ばされてしまう・・・。

「今度は俺も行くぜ!」

工事はサイセイバーを取り出し、パラサイトに斬りかかって行った!
キュアルも、もう一方のパラサイトと再び対峙する!

「勝負だぜ!!」
「負けないアル!!」

その戦いの傍ら、静かに見つめる
黒い眼が光っていた・・。





~電京都 カヴァーロ地区 とあるビルの一室~

白で囲まれた会議室に椅子と机が並べられ、
スクリーンに映し出された映像には、
パラサイトとサイバの戦闘が映し出されていた・・。

「本当に・・!本当に2匹は大丈夫なんですよね・・!?」

「ええ、大丈夫です。私はただ2匹の闘争本能を
120%引き出す手伝いを、してるだけですよ。」

そこで向き合っていた男2人が言葉を交わした。
トモロとバイブイ、そしてキュアルの人気対決を企画した
あの牧場オーナー、橘川正弘氏。

片方は、パラサイトと深い関わりのある、
リドルと名乗るあの青年である。

「サイバを倒せば、ニューヒーローの誕生です。
やっぱ強いっていうのは、昔から憧れますよ・・。
ただ厄介なのは・・!」

リドルが言葉を継ぎ足そうとしたその瞬間、
スクリーンの映像の向こうで、工事のUMBに音声通話が入った。


「ハイ!こちらsorama。現在パラサイトと戦ってますぜ!
今すぐここに来てほしいですぜ!」

「ああ、分かってるさ。今電京都庁なんだけど、行けないんだ。
こっちにもパラサイトみたいなのがいて・・、進めないんだ!」

nakada巡査部長の悔しそうな声が聞こえてきた。
しかし、一体何が起きているのだろうか?
工事は困惑した。電京都庁に堂々とパラサイトが
侵入するなど、本来では有得ないはず。


「一体誰が・・!?でも・・・シメたね・・!」

リドルは唇の端を曲げ、不気味な笑みを浮かべた。





~電京都 カヴァーロ地区 電京都公園~

サイバの激闘は続いていた。
「埒が開かないぜ!!アラーだぜ!」

"Trans wing"

サイバは橙色に包まれ、背部からは翼が生えた!
NETジョッキーサイバ・アラーへと、トランスを遂げた!

「空から一気に勝負をつけるぜ!」

工事がその翼で浮き上がった、その瞬間であった。
2体のパラサイトの背部から翼が生え、上空へ浮上してきた。

~電京都 カヴァーロ地区 とあるビルの一室~

「トモロとバイブイは、本来こんなことは出来ません!!」

「パラサイトの特殊能力ってやつです。
相手が強くなれば、それと同等の能力を得る・・。
しかし、相手が強ければ強いほど、エネルギーの消費量も膨大な数になる。
2匹もいつまで、耐えられるでしょうかね・・・。」

「2匹が危ない!下手したら死んじゃいます!」

~電京都 カヴァーロ地区 電京都公園~

パラサイトは野太い雄叫びを上げ、
空を駆けてサイバへ突進を仕掛けた!

流石のアラーでも、2匹の繰り出すスピードには付いて行けない!
空翔る2匹の牛と馬に翻弄されて、思うように動けない。

そして、工事のがら空きの懐にパラサイトの角が命中した!





工事はよろけながら、地上へと落下していった。
勢いの余りピルマアックスを投げ飛ばし、
サイバは通常形態に戻った。

「止めだーー!!」

2匹のパラサイトは同時に叫び、こちらへ突進してきた。

"Trans grand"

その瞬間、工事はNETジョッキーサイバ・スオルへトランスし、
二体の攻撃を受け止めた!

しかし、工事は壁際に押され、
壁に押さえつけられてしまった!

「工事っ!!」

キュアルは、ただその場に踏みとどまるしかできなかった。

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いかがでしたでしょうか?
工事危うし!!
レンジャーズ・サイバはどうなった!?

次回にご期待くださいませ♪

では、明日もキバッていくぜ!