すっかり春らしくなりました。
つい先月まで雪に閉じ込められていた新潟。
コートやセーターをしまって、自動車のタイヤも交換して、お庭に洗濯物が干せる。
本当に軽やかな気分。
先日、漢方内科の定期受診に行ってきました。
去年、突発性難聴で入院した後、肩凝りもひどいし、血流が良くないのだろうとレディースクリニックの漢方内科に通い始めました。
最初に血液検査をして女性ホルモン値がそんなに低くないからと漢方薬をいくつか試して、なんとなく効果があったのが加味逍遙散でした。
加味逍遙散は更年期の精神症状によく効くそうです。
あれから一年。
51歳になった私。先月、一年経ったからもう一度血液検査をしましょうと言われ、今回の受診で検査結果を聞かされました。
なんと、
エストロゲンの数値が昨年の10分の1に減っていました😳❗️
2月、3月と言いようのない不安感に襲われることが多かった私。
主治医によれば女性ホルモンが減って、自律神経が乱れるから精神的にも揺らぐのだそう。
ただ、人によって精神面だったり身体面だったりと出方は様々だそうですが。
女性ホルモンはこれからしばらく減ったり、戻ったりと波打ちながら、減っていくらしい。
数値的に閉経も近そう。
子供の頃、NHK教育で「大草原の小さな家」と言うアメリカのドラマをやっていました。
アラフィフ世代なら見ていた人も多いはず。
そのドラマで、お母さんが閉経して「もうあなたの子供が産めないなんて」と泣き崩れるシーンがあって、当時、中学生だった姉と小学校だった私は「えぇ😳❗️ローラのお母さん、まだ子供産みたいって思ってるの❓」と子供ながらに冷ややかに突っ込みを入れたのを覚えてます。
今は令和の時代。
閉経を子供が産めなくなるなんて捉え方はしないし、そうしたショックはないけれど、いざ数値で見せられるとね。
なんだか思っていたより複雑な気持ちです。
成長することも、年老いていくことも、遺伝子にプログラムされたこと。
そう言う意味では私の身体はプログラムどおり、順調に次のステージに向かって進んでいる。
けれど、胸が膨らみ始めた時も、生理が来た時も勝手に変わっていく自分の身体への戸惑いがあったように、今度は老いと言うステージに向かっているのだなぁ。
やっぱり少しでも老いるスピードをゆっくりにしたいのは正直な気持ちだけれど、自然な流れに抗い過ぎるのも違うだろうなぁとも思う。
結局、老いることを納得して受け入れるには、自分の人生の満足度が大きいんじゃないかな。
だから、楽しんで生きなくちゃね。
コロナ禍になって初めて、大きなコンサートのチケットを買いました。
ゴールデンウィークは大野和士さん指揮する東京都交響楽団を聞きに行きます。
先月の和歌山旅行に引き続き、あきらめていた楽しみを少しずつ取り戻そう。
