楽しかった和歌山旅行の最終日記録です。

世間的にも三連休3日目。

和歌山市もよく晴れて気分最高です。


母は朝から12階のスカイスパで朝風呂を堪能。

11階の朝ごはん会場も眺めが抜群です。


旅行記①でも書きましたが、私は出発前になると旅に出る不安感で精神を消耗するタイプ。

更年期のメンタル不安定感やコロナ禍であることもそれに拍車をかけて、「楽しい!」という気持ちに切り替えるまで1〜2日はかかりました。そう思えた頃には最終日と言う…。

更年期が終わって、仕事をやめたら、こういう不安感から卒業できるのかしら?


そんなアラフィフ母の願いで訪れたのは、紀三井寺。西国観音霊場第二番札所だそう。和歌山市の観光地を調べていて偶然発見。

なかなか見どころもあり、西国三十三ヶ所をめぐるのと同じだけの功徳が得られるとか。

特に日本一の千手観音様をぜひ拝みたいと思い、次男と行ってみました。

15歳の次男、興味がわかないかと思いきや、前に連れていった山形の山寺に似ていて、普通に「良いところじゃん。」と。


厄除結縁坂と言われる231段の急な階段を登っていくのですが、あと10年経ったら登れるかな😅とアラフィフに思わせる難所です。

それでも女厄、男厄、還暦厄と分かれた階段を登るたび、これで厄が落とせるとニヤリ。

途中には身代わり大師様など、いくつものお社があって、その都度、ロウソクとお線香をあげたりしていると、小銭がなくなったいく…。

本殿と新仏殿の御賽銭は残さなきゃといらぬ心配までする始末😅

なんとか本殿に辿り着き、その後は新仏殿で念願の千手十一面観音菩薩様を参拝。

なんでも寄木造りとしては日本一の大きさだそうで、12メートル。圧感かつ光輝く、慈悲深さ。

ここに来たらぜひ、3階に登っていただきたい。

有料(100円)ではありますが、そこから眺める和歌の浦の素晴らしさと言ったら😆❗️

そして、観音菩薩様のお顔を自分の目線と同じ高さで拝見することができます。


昔はこういう神社仏閣の参拝旅が最高の楽しみだったんでしょうね。

はるばる旅をして知らない土地まで辿り着き、有難い御利益を願って祈り、美しい景色、美味しいその土地の食べ物や、珍しいお土産。

今よりも科学や文明が発達していない時代、神仏の力に頼る気持ちもずっと強かったのでしょう。

そうは言いつつ、現代だってあまり変わらないのかも。アラフィフになり、身体の衰えや人生の思うようにならない様を知ってから、神社仏閣の参拝がストンと心に落ちるようになりました。


紀三井寺参拝ですっかり心も身体も晴れやかに。

(もしや、私、何か憑いてました😱❓)


貴志駅の二代目駅長、ニタマさん。

伊太祁曽駅のヨンタマさんにも会いましたよ😆。

下はタマ電車。30分おきに4種類の違う電車が走っていて、お子さんとかはホントに楽しいはず。


帰りに和歌山駅から、貴志川電鉄に乗り、貴志駅まで行ってきました。

ネコノミクスの走りとなったニタマ駅長に表敬訪問して?、楽しいタマミュージアム電車や梅干し電車などに乗り、のんびりローカル旅で和歌山旅行を締めくくりました😆。


コロナ禍を経ての2年ぶりの飛行機旅。

伊丹空港はすっかりリニューアルされ、搭乗手続はスマホでサクっとリモートチェックインだし、荷物の預かりも自動機器に切り替わり、イッキにスマートになっていて驚きました😳❗️


長男と次男もなんだかオトナになって、いつも私が引き連れて回っていたのに、時に長男に引き連れられたりして…。

昔、自分が大学生だった頃、上京してきた母と出かけて、私がしっかりしなきゃと思った、あの頃のような気持ちで長男はいるのかも。


いずれにしてもコロナ禍や息子たちの成長、いろんな経験を経て、旅をできるということがいかに素晴らしいことだったのか。

そうでなくても当たり前だと思っていた家族や友人に会える素晴らしさ。

ウクライナとロシアの件でもそう。

ここ数年、私たちは本当に大切なことが何か、幸せって何だったのかを思い知らされている気がします。

科学や文明の発達におごることなく、大切なものをきちんと大切にして過ごさなくては!


そんなことに気づかされた今、いろんなものに、いろんな人に、改めて感謝しています。

息子たち、楽しい時間をありがとう。


最後に、ホテルマリーナシティの

ゴンドラの写真を。

長いブログにお付き合い下さった皆様が

不死鳥のゴンドラのように

幾多の困難を乗り越えて

いけますように。


追伸:PCR検査は全員が陰性でホッとしています。

紀三井寺参拝のおかげか体調もスッキリ!