あけましておめでとうございます。
昨年9月にアメブロに引っ越してきて初めての投稿になります。ずいぶん間が開いてしまいました。しかし、近場の歴史旅、今後も続けていきたいと思います。
令和元年末は家族そろって29日(日)~ 年末休暇。そこで近場旅というには少々遠いのですが1泊2日で神話の里、宮崎の日南市北郷町へ家族旅行です。
宿に到着すると早速、海幸彦・山幸彦が出迎えてくれます。
海幸彦 ・ 山幸彦
車で5時間かけての到着。この日はゆっくり温泉につかりのんびりしました。歴史旅は明日です。
翌朝、外の景色を眺めると・・・
北郷の町に霧が立ちこめています。まるで雲海が立ちこめているような幻想的な光景です。同じ宮崎の高千穂は天孫降臨の地。ここ、日南も神話の里。こんな光景を見ると宮崎が神々の舞い降りた地とされるのも納得です。
しかし、こんな霧が立ちこめているということは・・・ 案の定、雨が降ってきました。この日は鵜戸神宮や飫肥城へ歴史旅という予定でしたが計画を変更せざるを得ません。とりあえず福岡へ向かいましょう。
妻が森林セラピーという看板を発見し、興味津々です。少しだけ立ち寄ってみましょう。猪八重(いのはえ)渓谷です。
猪八重渓谷
とても静かでしっとりと木の香漂う森林です。3000種類もの苔が自生しているそうです。雨のため遊歩道の入り口までしか行きませんでしたが、今にも古事記の神々が姿を現してくれそうな神秘的な渓谷です。
新年を前に1年間の無事を神様に感謝しようということで、潮獄神社を参拝することにしました。
雰囲気がある参道です。
創建は古く、神武天皇の御代とのこと。火闌降命(ほすせりのみこと)を主神とするこの神社は代々の飫肥藩主が厚く信仰したという由緒正しき神社です。
潮獄神社
火闌降命という神は海幸彦のこと。この神社は全国で唯一、海幸彦を祀った神社だそうです。この辺りでは、海幸彦、山幸彦の伝説に由来して縫い針の貸し借りをしないという風習があります。
温泉も満喫したし、由緒ある神社にも参拝しました。最後は道の駅・えびのでお土産を買って帰りましょう。道の駅では島津義弘公と出会いました。
島津義弘公(道の駅・えびの)
島津義弘公は戦国時代から安土桃山時代にかけて薩摩国を治めた17代当主。豊臣秀吉の朝鮮出兵でも活躍するなどの猛将で鬼島津と呼ばれた武将です。義弘公はこの地、えびのに26年間居城していたということです。
関ヶ原の戦いでは敵中突破でも有名ですよね。思わぬところで立派な武将に出会えてうれしいですね。
自分へのお土産は宮崎の芋焼酎です。
今回の旅は悪天候に祟られ、当初予定していた神社仏閣や史跡、城下町を見学することができませんでしたが、雨天ならではの歴史旅ができて満足です。滅多に足を運ばない宮崎の歴史に触れることができました。
アメブロに引っ越して初めての投稿になりますが今後も近場歴史旅、続けていこうと思います。宜しくお願い致します。