有咲ちゃん「なんだー?仕事だからと作業場に来てみたらゴミが置いてあるだけじゃねぇか!」



香澄ちゃん「蘭ちゃーん、このチョイスって結構前に食べたヤツだよねー?」



蘭ちゃん「…うん。数ヶ月は経ってると思う」



有咲ちゃん「まさか、ゴミの片付けとかじゃないだろうな?」



???「姐さーん」



香澄ちゃん「えぇ〜」



???「姐さーん」



蘭ちゃん「…ん?ちょっと待って、誰かあたし達のこと呼んでるような?」




社員A「蘭の姐さーん、香澄の姐さーん、有咲の姐さーん」



香澄ちゃん「あー、Aさんだー」



蘭ちゃん「ほんとだ」



有咲ちゃん「このまま地面にいたら香澄に踏み潰されちゃうんじゃね?w」



蘭ちゃん「そうだねw」



香澄ちゃん「ありさぁ〜w」



社員A「それは勘弁してくださーい」



蘭ちゃん「あっ、今日の仕事はAさん達がやるの?」



社員A「そうです!大将は最近何かのお仕事が忙しいらしくて…すみませんが、私をあの箱の上に運んでくれませんか?」



有咲ちゃん「あのオッサンの仕事って……まさか最近始めたというゲームとかじゃねぇだろうな?」



蘭ちゃん「いや、まさか…でもそうかもw」



社員A「姐さーんお願いしますよ〜」



香澄ちゃん「私が乗っけてあげるよー」



社員A「では香澄の姐さん、よろしくお願いします」



香澄ちゃん「うんまかせて!」




香澄ちゃん「よいしょ…っと。ここでいい?」



社員A「はいありがとうございます!」



有咲ちゃん「あっ、声がちゃんと聞こえるようになったw」



蘭ちゃん「あたし達の顔に近くなったからねw」




社員A「よし!それでは今から作業に取りかかるぞ!」




社員の皆さん「はい!」




香澄ちゃん「なにするんだろう〜?やっぱりお片づけ?」




有咲ちゃん「さあな。まぁ、とりあえず見守るとするか」




蘭ちゃん「だね」




社員A「あっ、姐さんたち、申し訳ないのですが…自分たちを下に降ろしてもらえませんか?」




香澄ちゃん「わかったー」




社員A「まずはこの箱を解体していくぞ」




社員の皆さん「おぉー!」





香澄ちゃん「おぉ〜、なかなか手際がいいねぇ〜」



蘭ちゃん「その体だと剥がすのも大変そうなのに…」



有咲ちゃん「Aさん達って、意外と力あるんだよなw」



香澄ちゃん「うんうんw」




社員A「よーし!なんとか1枚の紙に出来そうだな」



社員の皆さん「はい!」



社員A「平らになったな?それではここから今回の作業で使う部分を切り取るぞ」



社員の皆さん「はい!」




社員A「やはりこの面が1番いい感じか?」




社員D「そうですね。これなら大将の要求通りのモノが作れると思います」




有咲ちゃん「はるはるさんはAさん達に何を注文したんだ?」




蘭ちゃん「なんだろうね?」




香澄ちゃん「リラックマの…なにか?w」




…ということで?本年初作業が始動した『はるはるファインテック』ですが、続きます(@ ̄ρ ̄@)←