洗脳…?
今回は、何かオカルト的な話って思った方…そんな話では無いのでご安心下さい。
今の季節、目がかゆい、くしゃみや鼻水が止まらない、頭が痛い等々、せっかく寒い季節から暖かくなる一番いい季節のはずなのに…。
天気が良い日はお散歩日和なこの季節、ホントは楽しい嬉しい季節のはずなのに、花粉症が辛くて嫌いって言う患者さんがいるのは、いつも勿体無いな~って悲しい気持ちになります
そこで私が診ている患者さんに説明して理解して信じてくれた患者さんは、花粉症が良くなるってお話を書きたいと思います。
私が20数年臨床に携わって来て、色々な患者さんと接して辿り着いた理論です。
ちょっと見てみようかな~って少しでも興味が湧いたって方は読み進めてみて下さい
まず花粉症は風邪の一種です…
そもそも花粉症は免疫の問題だって知ってますよね。
アレルギーなんだからそうだよね~って、当たり前じゃんって思った方、そうだったね~って改めて思った方様々だと思います。
昔はそもそも花粉症って概念がありませんでした。しかし、最近では当たり前のように風邪の諸症状である熱やのどの痛みなどが無いけど目がかゆくなったり、くしゃみや鼻水が出ると花粉症って思っちゃいますよね~。
花粉症って言葉が無い時代は、同じような症状が出たら風邪気味かなって思ったはずです。
花粉症が多発する季節は、季節の変わり目で自律神経が乱れる時期です。自律神経が乱れる季節なので、免疫機能も乱れます。免疫機能が乱れるので、免疫に関わる症状の一部である風邪のような症状が出てもおかしくないですよね。
それが花粉症の正体です
それは花粉症だと仰る患者さんの体の状態を診てみると、必ずと言っていいほど免疫機能の異常が診られます。自分も寝不足気味の時や疲れが溜まっている時、調子の悪い患者さんの治療した後によく目がかゆくなったり、鼻水が垂れて来たり、くしゃみを連発したりと花粉症の症状が出てきます。
そして自分の体を診てみると副腎の反応が出たり免疫の反応が出たりします。それを自分で治療するとピタッと症状は治まります。
なら風邪なら風邪薬を飲んだり、よく寝たりしたら治るはずじゃんって思った方もいると思います。しかし、花粉症が治らない理由は、花粉症の方の体を診てみると副腎が弱ってしまっていたり免疫機能が弱ってしまっているので、そもそも治りが悪い体になったしまっているんです。
更に悪い事に花粉症の時期には、連日連夜今日は花粉がたくさん舞いますよ的な放送がドンドン垂れ流しのように流れます。こんなに花粉を連呼されてしまうと、たまたま目がかゆいとかくしゃみが出るとかすると花粉症で無い人までも、もしかしたらとうとう自分も花粉症になったかな~って思いますよね~。
そんな状態が続くと…花粉って聞くと私が命名したパブロフの犬現象または梅干し現象(条件反射)が起こります。
TVなどで花粉が飛び始めました~ってニュースが始まると急激に花粉症の症状を呈する人が増えますよね…。