前回のスリップオンに引き続き

サーボキャンセラーのインストゥール



コイツは通常なら回転数に合わせて排気バルブの開閉を行うサーボモーターをアイドリングだろうがレッドゾーンだろうが常にバルブを解放した状態で固定してくれる逸品



がしかしコイツのインストゥールがなかなか厄介



サーボモーターのカプラーがこれ


少しググるとホント厄介なところについてるかお分かり頂けるハズだが、いかんせんブログに不慣れなのでこの後写真撮るのも忘れる程焦りまくる💦


カプラーの外し方はモトラッドのサービスの方にシレッと質問していたので何とかクリア


カプラーのツメ部分(矢印)にマイナスを突っ込んで上から軽くドライバーをコンコン叩けばまぁ外せる


ここからがヤバかった……😱

ホントにスペースがなく、作業しづらいとは聞いていたが予想以上


両手が入るスペース等皆無


かと言って片手でカプラーを刺せるほど器用でなく


イザとなったら元に戻すしかないと思うも元にも戻せず


右からやってダメなら左からやってみる!
何かに引っかかり左手が抜けなくなる事態に


今日から一生コイツに寄り添って生きなきゃならない!?
写真なんか撮ってる場合でない


手の皮ズル剥けになりながら痛みを堪えて
「エイヤ!!!!!」
何とか手を引きずり出し、明日からも引き続き左手でお茶碗を持つことが出来るように


元に戻すこともままならなず、このままではエラーでエンジンもかからずモトラッドにも持っていけない😭


更に悪いことは続くもので
楕円形状のカプラー

(画像 by Web!k)

カプラーの上下がわからん……
一か八か、半か丁か
酒か泪か男か女か
運任せで刺してみてピンが折れたら目も当てられない


しかしそこは亀の甲より年の功
仕事でも長方形ではあるがカプラーは腐るほど抜き刺ししてきたので
「カプラーならとかとかテトリスの如く、ハマる方向にガイド溝があるはず!」
気が付きましたよ
ジッチャンの名にかけてピンときましたよ


サーボキャンセラー側のカプラー(メス)の内側を老眼に苦しめられながら覗くと
ありましたよ凸が
(ここも写真撮り忘れ)
取り外したバイク側のカプラー(オス)を指先でナデナデすると
ありましたよ凹が
(ここは写真撮影無理)
メスなのに凸とかオスなのに凹とかコンプラ順守の令和で表現に悩みつつも
方向がわかればあとは一気呵成
「スペースがない」=「押さえなくてもカプラー(オス)が動く空間は無い」と言う謎理論に縋りつつ、一か八か(結局賭け)でエイヤ!と押し込むと……





カチ!


刺さった!刺さった!
カプラーが刺さった!
クララが立ち上がるがごとく遂に刺さりましたよ


後はカプラーやサーボキャンセラーの本体がブラブラしないようにタイラップで固定して終了

先が見えた事により心に余裕が生まれ写真撮影を思い出す


他のオーナーさんのブログでは外したあとの車体側のカプラーメス(オス?)に水等入らないように簡単な防水防滴処理をされてる方が多かったけど
アタシには無理
(また時間のある時にチャレンジ)


点検の時はキャンセラー外す予定だったが
もう外す自信なし
(これはマジ無理)


モトラッドさんごめんなさい
T副店長(元プロレーサー)ごめんなさい
入庫の際はサイレンサーだけはノーマルに戻します


と言うワケで今回もスミマセン、通報案件の正体が判明せず


次回!「アカンやつ-1.0(通報案件)」
で明らかに!!