ニュースを見ていて驚いた出来事がありました。

東京理科大学の名誉教授である硤合 憲三(そあい けんそう)先生が、ノーベル化学賞を受賞されたというおめでたいニュースです!

硤合先生は「生命の起源」に迫るようなものすごい発見をされた素晴らしい研究者なのですが、テレビでその解説を見ていた時のこと。

画面には「薬の開発に役立つ研究」「人体により効く薬」といった分かりやすい見出しと一緒に、イラストが映し出されていました。

そこにあったのは、人型のイラストの中に大きく書かれた「左」「左」「左」の文字。


※イラスト作成中



これを見ながら、私の頭の中には大きなハテナが浮かびます。

「……ん? 左タイプの人???」

「えっ、世の中には『右タイプの人』と『左タイプの人』がいるってこと?」

「左利きの人に効く薬でも開発されたのかな?」

気になりすぎていろいろ調べてみたのですが、知れば知るほどドツボにハマり、

「人間は全員が左タイプ……?」

「じゃあ、左タイプの人だけに効く薬を作るってこと……??」

と、完全に脳内が迷子になってしまいました。

あとで分かったのですが、実はこれ、人間(利き手や体質)の話ではまったくなくて、「人間の体をつくっている超ミニサイズの部品(分子)」のお話だったようです。

人間の体はみんな同じ部品でできていて、その部品の形を分かりやすく説明するために「左」という例えを使っていたのだとか。

……いやいや!

人に「左」って書いてあったら、絶対に「左タイプの人」って思っちゃいませんか!?(笑)

難解な科学のニュースを身近に例えて説明するって、本当に難しいんだなと実感した出来事でした。

でも、こうやって「どういうこと!?」と素朴に首をかしげながらニュースを見るのも、なんだかちょっと楽しかったです。

みなさんはニュースの図解を見て、盛大に勘違いした経験ってありませんか?