今晩は、所沢市田中則行です。数年前から噂されたJR中央線E233の2階建てグリーン車、サロE233/サロE232が登場したとの情報をキャッチ、Googleニュース内 鉄道プレスを始め鉄道関連各サイトで取り上げられています。
■JR中央線 2階建てグリーン車、遂に登場

(鉄道プレス・7月12日報道発表)
7月12日、総合車両製作所で製造されていたJR中央線E233の2階建てグリーン車、サロE233/サロE232の2輌が同社車両工場からJR東日本八王子支社へ引き渡されたそうです。グリーン車は今回の2輌を含め総数116輌を製造する予定で、既存の中央快速E233へ2輌(4・5号車)設置、現在の10輌編成が12輌編成となります。



◆首都圏地区のグリーン車
首都圏地区のJR東日本各在来線では一部通勤路線でも航空機で言うビジネスクラス的な役割を果たす2階建てグリーン車を設置されています。グリーン料金を車内精算することで、ゆったりと着席し移動できるメリットがあります。人口が膨大な首都圏地区の鉄道は基本的に混雑しているので、ラッシュ時には非常に有難い存在です



今回出場した車輌ナンバーはサロE233-1とサロE232-1となっています。中央快速線へのグリーン車導入計画は当初令和5(2023)年末を予定していました。しかし半導体不足による車輌竣工の遅れから延期が予定されていて、1年前後の遅れが見込まれています。
実車の映像を見る限りではドア部分の窓が角形から丸形になっている点やドア部分にカラー帯がないなど、主にドア回りに一部仕様の違いが見られます。


中央快速線で待望のグリーン車が導入されるのはラッキーな話ですね。同線ではグリーン車導入計画の前に、近年では一部の中間車にトイレ設置された車輌も登場しています。その一方でNゲージ鉄道模型界では関水金属製品で中央快速E233 0番のトイレ設置仕様が登場されていますが、トミー製品では同仕様モデルの製品化計画がまだ打ち出されていません。両模型メーカー共中央快速2階建てグリーン車の製品化はまだ先になりますが、実車が数輌登場され次第是非ともNゲージ製品化デビューに期したいものです