今日は、所沢市田中則行です。先週13日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』「マジカルきのこツアー第2弾」をお浚いします。前回大好評だった茸の生態に迫るマジカルツアー企画の第2弾、茸が様々な方法で森の生き物達とコミュニケーションを取っていることが判明。実は茸は毒や光で生き物と会話していた!?茸と生き物との不思議な関係に密着されました。



宮崎県で見られる、光る茸は10種類以上に。真っ暗な夜間の森で懐中電灯を消して探し歩く。そんな熱心な方々の存在がきっと多くの光る茸の発見に繋がっているものと思われます。



こちらの茸はナガエノスギタケと言い、モグラノセッチンタケとも呼ばれています。その「セッチン」(漢字では「雪隠」と書く)とは便所を意味するそうです。



土竜の巣から生える茸や昆虫に育ててもらう茸、未だ謎多き光る茸と様々な茸に注目されました。



今回の出演はありませんでしたが、第1弾に続き国立科学博物館の保坂健太郎さんは内容へのアドバイスを、茸写真家の新井文彦さんは幾つかの茸の映像を頂いたことにより協力しました。



茸の発光メカニズムは昔から多くの学者を魅了してきました。『昆虫記』で有名なファーブルもその一人で、1855年に論文も書いています。

発光メカニズムの全貌は2018(平成30)年に大場裕一さんらによって解明されました。



虫達と茸の不思議な関係。ファーブルは、実は茸を研究した菌学者でもあったそうで、『昆虫記』にはどのような茸にどのような昆虫がやって来たのか、またどのように茸を食べたのかを詳しく記載されています。



沖縄県の幾つかの島だけで見られると言う超珍菌、オオシロアリタケ。傘の先っちょの箇所が「ツンッ」っとなっているのが可愛らしい特徴です。




茸の真上に蛙が佇んでいました。英語では毒茸を意味する「toadstool」と言う単語がありますが、「toad(ヒキガエル)」と「stool(腰掛け)」と言う2つの単語を組み合わせたものだそう。所謂、蛙の腰掛けです。



茸は確実に子孫を残すために匂いで虫や動物を呼び寄せ、胞子を付着させたり食べさせたりして運ばせています。食べられるタイミングを辛みや苦み、毒などの成分を使うことでコントロールしている可能性もあります。






★ヒゲじい駄洒落★
①胞子を遠くに飛ばしてホーシいな、なんて、茸達の作戦、見事なものですなあ!
②なんと!白蟻と茸が力を合わせて生「きのこ」ってきたんですなあ!オオシロアリタケは「アリッタケ」の愛情で育てられている、と言う訳か、なんてね!





☆のりちゃんの追記☆

マヌ~ルの夕べ
◆ハリネズミの巻
マヌ子ママとツノミンがイギリスのとある魔法の庭へ訪れた。一見はフツーの庭なのだが、庭でハリネズミに遭遇した。そのハリネズミはハリーと言って魔法の庭の住人である。庭では数多くの生き物達が集まるように作られている。ハリーが世帯主のマイスイートホームを始め、昆虫達が暮らす虫ホテル、池の側に備える蛙マンションなどがあると言う。この庭は都会の中の生物の楽園で、人も生き物も幸せになれる魔法の「ワイルドライフガーデン」だと言うのだ。何とも素晴らしいスタンディングオベーションで二人はそれに感動し、マヌ子ママはこの庭の住人になりたいと言った。夢の英国在住を狙うためか、その時点でマヌ子ママは理想の計画書を作ろうとしていた。ベッドは低反発で、床暖房とスチームサウナはマスト、シアタールームとプールもつけて欲しいとハリーに依頼した。次いでツノミンがエステルームとネイルサロンも欲しいと頼んだ。更にマヌ子ママは牛丼屋とカツ丼屋とカラオケルームとボーリング場も設置するように頼んだ。マヌ子ママらの理想の計画書をハリーに手渡し、ハリー宅の方々にお願いするように頼んだが、後に却下された。。こーしたプロジェクトは成功しないですよね~、あくまでもマヌ子ママらの身勝手なプロジェクトなので…。。





本日20日は「大人気!生き物呼ぶ庭の秘密」が放映されます。ガーデニング大国イギリスで話題となっている小さな庭。希少な昆虫やハリネズミまで多くの生き物が大集合。何故そんなに集まるか??人々も生き物も幸せな庭づくりの秘密に迫ります