今晩は、所沢市田中則行です。北京冬季五輪が開幕されましたね。大会3日目の本日6日、スキージャンプ男子ノーマルヒルで小林陵侑選手が金メダルを獲得しました。

(NHKニュースWeb 及び NHKニュース防災サイト・2月6日22時05分報道より)
今大会で日本代表選手が金メダル獲得したのは小林選手が初でした。スキーの日本代表選手の個人での金メダル獲得は平成10年の長野大会で船木和喜選手がラージヒルで獲得して以来24年振りとなりました。

今大会での日本代表選手初の金メダルを獲得した小林選手は「2本共、いいジャンプを揃えられたので凄く嬉しいです」と喜びを噛み締めていました。そして金メダル獲得した直後、兄の小林潤志郎選手と抱き合ったシーンを振り返り「一緒に悔しい思いも嬉しい思いもしてきたので、凄く嬉しかったですね」と話しました。


◆「ビッグジャンプを飛びたい」

「ビッグジャンプを見せたい」
試合会場や練習場で小林陵侑選手が口癖のように繰り返す言葉を表しました。日本のエースはその言葉通りに圧巻のジャンプで、平成10年長野大会以来24年振りの快挙を成し遂げました。

小林選手が世界にその名を知らしめたのは2018(平成30)年2019(令和元)年にかけてのシーズンでした。表彰台の経験がなかった前シーズンから一気に急成長を遂げてW杯で13勝を挙げ、スキージャンプ男子では日本代表選手初の総合優勝を果たしました。

その急成長振りはジャンプの人気が高いヨーロッパの方々に「別の惑星の人間」と表現される程の衝撃を与えました。今シーズンのW杯では「オフの夏から続けてきた良いジャンプのイメージが噛み合っている。駄目でも次の試合までには修正できている」と自信を示し、年末年始恒例の「ジャンプ週間」でも日本代表選手初の2回目の総合優勝を果たしました。更に五輪大会までに出場したW杯16戦のうち半分近い7勝を挙げました。

金メダル候補として迎えた北京大会では大きな期待がかかっていたものの、小林選手は「今のところ余り考えていないのでプレッシャーはない。飛んだことのないジャンプ台なので楽しみ。ヒルサイズ位のビッグジャンプを飛びたい」といつもの言葉を発して2回目の大舞台に臨みました。自然を相手に日々、状況の変化に対応しなければならないジャンプ競技。本番も変わらないマイペースで臨んだ小林選手が24年振りの金メダル獲得と言う快挙を成し遂げました





北京冬季大会でも日本代表に金メダル獲得選手がいればと思う今大会。小林陵侑選手の金メダル獲得、見事でした。小林選手へ、金メダルおめでとう御座います☆スキージャンプ以外でも日本代表選手の金メダル獲得にも期待したいですね