今日は、所沢市田中則行です。先週20日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』「かわいい北欧の悪魔!?珍獣クズリ」をお浚いします。北欧の森林に生息している、まるで子熊のような愛らしい姿のクズリ。でも伝説では熊をも倒す「森の悪魔」と恐れられています。勇猛果敢なクズリの愛情深い子育てにも密着されました。



北欧で「 森の悪魔」の異名を持つクズリはイタチの仲間で、巨大なトナカイに襲い掛かり天敵である狼にも真っ向勝負を挑む。勇猛果敢な珍獣の素顔が特徴でした。



人気漫画の中でもヒグマより恐ろしいと描かれたクズリ。気が荒く、どの相手にも立ち向かうと言われています。一方で警戒心は人一倍強く、滅多に人前に出ることはありません。



珍獣クズリが生息している北欧フィンランドの森。お伽噺のような幻想的な世界でしたね。



クズリは子熊のような愛らしい姿をしていますが、熊をも倒すと言われて人々に恐れられていました。滅多に見れない雌の子育ての真実にも迫りました。

夏には雌は出産に向け巣穴に食べ物を蓄えます。生きたものから死亡したものなどの動物だけでなく果実なども食べるのですが、巣穴に集めるのは骨ばかりでした。



珍獣クズリを追うカメラマンは1日18時間もテントに待ち伏せ。その間は寒くても暑くても虫刺されされても体を動かすこと自体はNG。そのうち意識朦朧として木々の声が聞こえてくるそうです。



北米で人気のスーパーヒーローであるウルヴァリンはクズリの英名で、その荒々しさがモデルになっているとか。番組に登場するクズリの勇猛さを見ると、ヒーローのモデルになるのも納得。



クズリは別名クロアナグマ。ぶ分類上はイタチ科クズリ属クズリである。アナグマとは何等かの関係はありません。



北欧の生態系2トップの熊と狼。クズリはこれらの強敵とも互角に渡り合うと言います。ある日のこと、熊と狼とクズリが鉢合わせしました。



記録的な積雪が2m以上に達するフィンランドの冬。冬場は天敵のヒグマが冬眠中であるため、クズリは安心して子育てできるとか。なのでクズリの出産時季は真冬。しかも飢えや寒さに負けない色々な工夫があるそうです。



毛深く幅が広いクズリの手足は冬場の大雪の中で大活躍。深い雪の上、まるで「かんじき」のようになっていて沈まず自在に動けます。それを生かし、体重が40倍もあるトナカイにも襲い掛かります。



★ヒゲじい駄洒落★
①ナルホド!それで骨をコツコツ集めてたんですな。骨身を惜しまぬその努力、褒めても褒めてもホネたりませ~ん

②クズリのお母さんは独り立ちできずにクズリ出す子にはきっとこう言ってますぞ。「もう春になっちゃうからあんまりグズリグズリしないの!」





☆のりちゃんの追記☆

マヌ~ルの夕べ
◆ネムリブカの巻
マヌ子ママら4人がコスタリカ・ココ島の海底を偵察。偵察の最中、海底に佇む2頭の鮫に遭遇した。コスタリカの沖合いから500km離れているココ島は昔から“鮫の楽園”と呼ばれている。ツノミンはそれを知らず、いつも重要なことを後から言うので鈍感だ。

海底の鮫はマヌ子ママらを襲わず何故か眠っている。その鮫はネムリブカ。夜行性の鮫で、夜間は集団で魚を襲い、日中は休んでいると言う。昼間、ハゼの仲間の魚が眠っているネムリブカの口に出入りするのだが、ネムリブカはそれに気づいていないようだ。因みに魚達は食べカスや寄生虫を食べている。

そこでネムリブカが眠っている間に記念撮影してもらうことに。ツノミンが撮影中、マヌ子ママはビビりながらネムリブカの口に手を差し伸べていた。その隙にマヌ子ママがネムリブカの手前に寝転びながらピースしていた。その画像を見たツノミンはネムリブカが起き上がったことをマヌ子ママに警告したのだ。まさしくネムリブカで肝試し…でしたね。。





本日30日は「衝撃映像連発 潜入!サメの楽園」が放映されます。コスタリカの沖合500kmにある孤島、ココ島は鮫の楽園。海中を流れる鮫の川、昼と夜で性格が激変する鮫、魚の服を着る巨大鮫等々。鮫達の知られざる姿に迫ります