今日は、所沢市田中則行です。先月30日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』「虫と激闘!謎のミクロ珍獣」をお浚いします。北海道で目撃され、昆虫と激闘する世界最小の哺乳類、トウキョウトガリネズミ。生息数がとても少ない上に小さすぎて観察が困難であるため、何もかもが謎だらけ。その謎の生態に長期密着され、軽業師のような移動術や昆虫達との命懸けの激闘がスクープされました。
トウキョウトガリネズミの体重は僅か1円玉2枚分の重さしかありません。
ミヤマカラスアゲハを襲うトウキョウトガリネズミ。
トウキョウトガリネズミの撮影は2年がかり。1年目は1匹も見つからず無念の撤退。2年目に無人島へ向かってまで探しすも空振り。ダメかと思ったその時、道東の海岸で発見されました。
小さな体は冷えやすく、頻繁に食べないと体温を保てないため、僅か4時間程何も食べないと死亡すると考えれます。そのため細い草の上をまるで軽業師のように忙しなく走り回り、大好物の虫を次々と狙います。
トガリネズミの研究者、河原淳博士。その魅力に取り付かれて20年。ご自宅の庭に研究用の飼育小屋を施工しました。
トウキョウトガリネズミは小さい上に動きが速すぎて肉眼では何をしているのかがわからない状態です。そこで4K対応ハイスピードカメラを用意。映像を確認し初めて「こんなことしてたんだ」との発見の連続でした。
謎だらけのトガリネズミ。生息数が少なく絶滅が心配されているものの観察が困難でどうやって繁殖するかも全くわかっていません。なんと赤ちゃんの姿すら誰一人見たことがないそうです。番組では観察ハウスを用意しました。
大好物の昆虫。ところが狩りは大苦戦に。自分より大きなキリギリスに蹴り飛ばされ、暴れまわる蝶を押さえ込むことも不可能。でもトガリネズミには驚きの秘策があるそう。
繁殖を観察するために用意された巣箱。トガリネズミの調査のために木工職人さんが制作しました。2段構造になっており、2階部分は1階を撮影するカメラがピタリと入るようになっています。
実際にトガリネズミは外見から雄と雌の区別がつかないので、東京都・多摩動物公園の研究施設で毛を採取しDNAを調べ性判別が行われました。
☆のりちゃんの追記☆
マヌ~ルの夕べ
◆キンイロオオカミの巻
アフリカ・サバンナ。キンイロオオカミのゴールドさん夫妻がキッチンマヌ~ルの屋台に来客。ゴールドさん夫妻はいつも夫婦でお出掛けしており、夫妻一心同体で狩りも常に夫妻でやっている。子供さん達は産まれたばかりで、去年に出産した子供さんにヘルパーをお願いしている。その間、夫妻で狩りに出掛けていると言う。上の子が子育てのサポートしてくれるそう。
ゴールドさん夫妻はオーダーしたナポリタンを食べながらこう語った。
ゴールドさん妻「ねえ、子供達にナポリタンテイクアウトしましょ」
ゴールドさん夫「2つで足りるかな?足りなかったら隠してあるお肉もあるし」
マヌ子ママはゴールドさん夫妻にヘルパーさんの分はいいのかを聞いてみた。ゴールドさんはヘルパーさんの分は不要で、子供達は自力で何とかしてもらうと言った。その時ツノミンは子供の面倒を見てくれるのに、可哀想だと思った。ゴールドさん夫妻は泣きながらこう言った。
妻「これもあの子のためなのよっ」
夫「そうっ、ヘルパーは修行!サバンナを生き抜く逞しさを身につけるんだっ」
例え辛かろうが何であろうとも、愛ゆえに厳しいキンイロオオカミであった。
ゴールドさん夫妻はナポリタンを大盛りでおかわりしようとした。その頃のゴールドさんの子供の兄は隠してあるお肉を見つけ、食べようとしていた。本当に逞しく育ってるね~
本日6日は「サバンナのオオカミ 落ちこぼれゼロ教育」が放映されます。アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園にひっそりと暮らす小さな肉食獣、キンイロオオカミが主人公で、生き残りの秘訣として成長の遅い子でも確実に一人前に出来る教育システムを生み出します。家族全員がハッピーになる一石二鳥の解決策。キンイロオオカミのその秘訣に迫ります