今晩は、所沢市田中則行です。先日、元TOKIOの山口達也さんが釈放されたとの報道がありました。22日に酒気帯び運転の容疑で逮捕されたジャニーズ系のロックグループ、TOKIOの元メンバーであった山口達也さんが24日夜に釈放されました。警視庁では山口さん本人を立ち会わせて都内の自宅マンションを捜索し裏付け捜査を進めています。
(NHKニュースWeb・9月25日午前1時02分報道より)
山口達也さんは22日に都内で飲酒した状態で二輪車を運転したとして酒気帯び運転の容疑で逮捕されました。信号待ちしていた乗用車に追突する事故を起こし、呼気から基準の5倍のアルコールが検出されたと言うことです。検察側は身柄の勾留を請求しましたが、東京都地方裁判所は24日、勾留を認めない決定を出しました。また検察は決定を不服として準抗告しましたが、裁判所はこれを退け、山口さんは24日22時頃に釈放されました。
山口さんは22時頃に警視庁本部から黒のTシャツとジーンズを着用した状態で現れ、そのまま迎えの車に乗車しました。車内はカーテンが閉められ、中の様子を伺うことができない状態でした。一方、警視庁はその凡そ1時間後に山口さん本人を立ち会わせて都内の自宅マンションを捜索し、当時の状況などについて裏付け捜査を進めています。
山口さんを乗せた車は22時45分頃に都内の自宅マンションに到着しました。集まった報道陣の問いかけには一切応じず、段ボール箱を持った警視庁の捜査員らと共に足早にマンション内へ入っていきました。警視庁によりますとこれまでの調べに対し「前日の夜9時頃から自宅で焼酎をロックで5~6杯飲んだ。飲んだ後の記憶はなく、午前9時頃に起きて自宅を出た。体が怠く、酒が残っている自覚はあったが、事故さえ起こさなければ大丈夫だろうと思っていた」なったとと供述しています。
◆釈放後に関係先の捜査は異例
捜査関係者によりますと、容疑者が釈放された後に関係先の捜索が行われるのは異例であると言うことです。山口さんはこれまでの調べに対し、飲酒運転した当時の状況について「体が怠く、酒が残っている自覚はあったが、事故さえ起こさなければ大丈夫だろうと思っていた」等と供述していましたが、24日になって供述の一部に変化が見られました。また飲酒の状況については「前日の夜9時頃から自宅で焼酎をロックで5~6杯飲み、その後寝た」と供述していますが、呼気から基準の5倍のアルコールが検出されたのは翌日午前9時半頃で「供述に矛盾があるのではないか」と指摘する捜査関係者もいます。裁判所では検察の請求に対し勾留を認めない決定を出しましたが、釈放後に捜索が行われた背景には、供述の内容などから裏付け捜査を徹底する必要があると言う判断があったものと見られます