今晩は、所沢市田中則行です。本日、元TOKIOの山口達也が酒気帯び運転の容疑で逮捕されたとの報道がありました。ジャニーズのロックグループ、TOKIOのメンバーであった山口達也容疑者(48歳)が22日午前中、都内で飲酒した状態で二輪車を運転したとして警視庁に逮捕されました。

(NHKニュースWeb・9月22日18時39分報道より)
警視庁によりますと山口達也容疑者は22日午前9時半頃、練馬区桜台で飲酒した状態で二輪車を運転したとして酒気帯び運転の疑いが持たれています。



◆基準の5倍近い0.7mgのアルコール検出

信号待ちしていた乗用車に追突する事故を起こし警察官が駆け付けたところ、呼気1Lから基準の5倍近い0.7mgのアルコールが検出されたため、その場で逮捕されたと言うことです。乗用車を運転した男性と二輪車を運転した山口容疑者に怪我はありませんでした。山口容疑者は当時、友人宅に向かう途中でした。警視庁の調べに対し山口容疑者は「酒を飲んでバイクを運転し事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めています。

山口容疑者は一昨年に自宅マンションの部屋で女子高校生を呼び出し猥褻行為をしたとして書類送検され、その後起訴猶予されましたが、当時の記者会見では「かなりの量の酒を飲み泥酔と言う形になった。自分の甘さが招いたこと」などと話していました。また一昨年5月には所属していたジャニーズ事務所から契約解除されています。



◆かなりの量を飲酒か、重大事故の恐れもあり

道路交通法では呼気1Lに含まれるアルコールの濃度が0.15mg以上で酒気帯び運転に当たり摘発の対象になります。また0.25mg以上であった場合は免許取り消し処分も課されます。

捜査関係者によりますと事故現場に駆け付けた警察官が確認したところ山口容疑者からは酒の臭いがして、検査の結果呼気1L当たりの0.7mgのアルコールが検出されたと言うことです。

この0.7mgと言う数値は飲酒後の時間経過にもよりますが、ビールの場合では500ml缶を7本前後飲んだ計算になります。ある交通担当警察官は「ほろ酔いくらいでは出ない数値で、かなりの量の酒を飲んでいたとみられる。判断力が鈍り、重大な事故を起こす畏れがあった」と話しています