今晩は、所沢市田中則行です。本日のNHK総合テレビ『ダーウィンが来た』は第637回目「干満差世界一!200万羽が大騒動」と題して北米とカナダとの間に位置するファンディ湾に生息するヒレアシトウネンの大騒動に密着されました。
[第637回目のお浚い]
北米の大西洋岸、カナダと米との国境に跨がるファンディ湾は世界一の潮の満ち干が見られる。干満差は最大16m。5階建てビルがすっぼりと隠れてしまう程度だと言う。夏季のファンディ湾には鯨を始め、様々な生き物が生息している。中でも圧巻なのはシギの仲間の渡り鳥であるヒレアシトウネンの大集結。その数なんと200万羽。世界中のヒレアシトウネンのなんと95%が集まる。満潮時、ヒレアシトウネン達は狭い浜辺に密集、まるで満員電車のような大混雑振りだ。水鳥なのに泳ぐのが苦手なため、窮屈でも浜辺に避難するしかないのだ。しかし潮が引き始めると一転、広大な干潟が出現。ヒレアシトウネン達はこの干潟にわれ先にと繰り出し、一斉に泥をつつき始める。そして中に潜むゴカイやヨコエビの仲間を次々と捕らえていく。ファンディ湾は激しい潮の満ち干によって1千tもの海水がかき混ぜられ、海底の栄養分が巻き上がりやすい。そのためプランクトンが激増、これを食べる小動物が豊富であるヒレアシトウネンはこの有り余る獲物を目当てにファンディ湾に集まっていた。実はこのヒレアシトウネン、極北の繁殖地から南の越冬地への旅の途中にファンディ湾に立ち寄る。滞在するのは夏季の僅か20日間程。この間に猛烈な勢いで食事し、体重を倍にまで増やす。ファンディ湾で食事に勤しみ、肉体改造まで行った上で更なる南への旅を始める。ところがこのタイミングを狙って天敵ハヤブサが襲来。ヒレアシトウネンは大集団で飛び回り、ハヤブサの攻撃を交わそうとする。ハヤブサは群れをバラバラにしようと上空から連続攻撃。遂に1羽が捕まってしまったその時、意外なことが起こりヒレアシトウネンは難を逃れた。世界一の干満差が巻き起こす生き物達の大騒動に密着する。






☆のりちゃんの追記☆

マヌールのゆうべ
◆スナックマヌールの常連客・だんさん

今週の『マヌールのゆうべ』ではスナックマヌールの常連客であるダンゴムシのだんさんが現れましたのでご紹介していきます。
■だんさん(ダンゴムシ)
スナックマヌールの常連客。競馬新聞を片手に、キープしたボトル酒をちびちびと飲む。余りにもしょっちゅう店にいる上に無口なので「あの店にはダンゴムシの霊がいる」と言う噂が立ったこともある





『ダーウィンが来た』は来月より15年目に突入、次回4月5日は第638回目で「潜入!波乱のライオン学園」と題してライオン達の波乱の学習生活に迫ります