今日は、所沢市田中則行です。22日のNHK総合テレビ大河ドラマ『麒麟がくる』第10話「ひとりぼっちの若君の巻」のあらすじとトリセツを解説します。
[第10話あらすじ]
京を訪れていた旅芸人の一座の元で駒(門脇 麦さん)は戦災孤児であった自らを拾い、育ててくれた女座長・伊呂波太夫(尾野真千子さん)と再会する。その年の末、今川義元(片岡愛之助さん)が尾張の国境に侵攻してくる。信秀(高橋克典さん)の元に人質として置かれていた三河松平家の嫡男・竹千代(後の徳川家康)の引き渡し要求に道三(本木雅弘さん)は広い三河を今川に押さえられることに危険感を覚える。光秀(長谷川博己さん)は帰蝶(川口春奈さん)を通し動向を探るべく那古野城へ遣わされたところ、信長(染谷将太さん)と出会う。



第10話トリセツ
■織田信長と信広の関係とは
天文18(1549)年11月。尾張との国境近くにある安城城で国境を守っていた織田信広は今川軍の標的となり攻め込まれ、城は落ち捕らえられました。そこで今川義元は織田信秀の息子、信広と三河を治めていた松平広忠の嫡男、竹千代との人質交換を申し立て、三河を掌握しようと企てました。




麒麟がくる紀行
◆第10集・愛知県岡崎市/名古屋市熱田区
愛知県岡崎市。松平家の嫡男、竹千代は岡崎城内の坂谷邸で生まれました。母親の於大の方は竹千代を産むと間もなく離縁され、幼い竹千代は母親と離れ離れで暮らすことになりました。
旧東海道の宿場町・本宿。ここに松平家の菩提寺と法蔵寺があります。竹千代はこの寺で松平家の後継者としての教育を受けたと伝えられています。
幼くして織田家の人質となった竹千代は熱田の豪商、加藤図書助の屋敷・羽城に幽閉されました。
三河を巡る攻防の中、人質として翻弄される竹千代。やがて天下人・徳川家康へと成長を遂げていくことになります。


■岡崎城 (愛知県岡崎市)
交通アクセス:名鉄名古屋本線・東岡崎駅下車徒歩15分

■加藤図書屋敷跡 (名古屋市熱田区)
交通アクセス:名古屋市営地下鉄名城線・伝馬町駅下車徒歩3分





次回29日は第11話「将軍の涙の巻」が放映されます