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こんにちは、所沢市田中則行です。昨日に続き小田急線ロマンスカー最新情報をもう一点配信します。30000系EXEロマンスカーがリニューアル更新されるとの情報が70000系新型車輌導入計画発表と同時に小田急線VOICE情報誌と先月の鉄道ダイヤ情報誌12月号で公表されています。





デビューから20年経過した30000系EXEロマンスカーですが、現代のニーズに沿った車輌に生まれ変わるものとして全面リニューアル施工され、『Excellent Express』を示す愛称『EXE』のデザインと機能を一新しプラスアルファの要素を加えたものとして『EXE α』の愛称に変更されます。同車輌のデザインも岡部憲明氏アーキテクチャーネットワークが担当されます。


気品ある落ち着いた室内空間とするためとして直接・間接を組み合わせた照明器機と木質系の壁面、テーブルと肘掛けを一新した座席等を各所で仕様変更されます。和式便所を廃し、洋式便所に統一することにより東陶・ウォシュレットが装備されます。また訪日旅行者対応のためラゲージスペースも設置されます。乗務員がリアルタイムで確認できる防犯カメラ、座席の点字案内やドアチャイム・ドアランプ、多目的室等の安全・安心面での設備の充実も図ります。

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◆木質系の壁面等で気品ある落ち着いた空間の客室内

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◆乗務員がリアルタイムで確認できる防犯カメラを装備

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◆SiC素子使用のVVVFインバーター制御器。小田急線ロマンスカーでは大体、東芝商品の制御器機を装備しています



平成30年春にデビュー予定されている70000系で装備予定されるSiC素子使用VVVFインバーター制御器で消費電力を削減、全密閉式主電動機や低騒音空調器機の装備等で環境面にも配慮されます。

4輌+6輌に分割可能な10輌編成と言う形態はそれまでと同様。最初の編成は今年12月に工事完了し、来年3月より営業運転開始されます。また残る6編成も順次リニューアル施工されます





デビュー当初は『スーパーはこね号』の新設定に併せて運用開始された30000系EXEロマンスカーでしたが、鉄道模型の世界では平成10年頃に当時存在した東京堂モデルカンパニーでNゲージ製品化される噂がありましたが、同社がいつの間に姿を消し白紙となったかと思われましたが、後にマイクロエース製品で製品化されていましたね。リニューアル仕様化されるEXE αもマイクロエース製品で製品化されるかが注目されるかも知れませんし。以上が小田急線ロマンスカーの最新情報でした