こんばんは、所沢市田中則行です。アルファベータブックス刊の西武線・1950~1980年代の記録がリリースされています。


先日、のりちゃん宅近くのツタヤ店で見いだしましたので購入しました。


1950~1980年代に於ける西武線の記録を幾つかご紹介します。本日がその一回目です。





●昭和6(1931)年当時の時刻表

昭和6(1931)年1月改定の始終電時刻表で、上段に高田馬場~所沢・川越間の「川越線」が掲載され、下段に東村山~村山貯水池前間の「村山線」、新宿駅前~荻窪間(電車)の「新宿線」、国分寺~東村山間(汽車)、武蔵境~是政間の「多摩線」、大宮~川越久保町間(電車)が掲載されている。





●昭和36(1961)年当時の時刻表

昭和36(1961)年6月1日に改定された西武線各路線の初電と終電の時刻表。始発駅から終着駅迄の各駅迄の運賃や運転間隔も表示されている。秩父線がまだなかった頃の池袋線の終着駅が吾野であった。





●昭和5(1930)年当時の東京都区内近郊路線図

戦前の首都圏を走る列車の路線図。西武線関連では池袋駅を起点とする武蔵野鉄道と早稲田駅を起点とする西武村山線、国分寺駅を起点とする多摩湖鉄道多摩湖線、同じく国分寺駅を起点とする西武川越線、武蔵境駅を起点とする西武多摩線等が記載されている。





●池袋駅を出発し、国鉄山手線と交差する下り列車のクハ1410(昭和32[1957]年)





●国鉄線から譲受した木造荷物車輌3412。国鉄時代はモニ13形(昭和37[1962]年)





●東村山から国分寺へ向かうモハ151++クハ1151の2輌編成(昭和37[1962]年)





●是政線(現・多摩川線)の北多磨付近を走行する159+1160の2輌編成(昭和35[1960]年)





●上水線(現在の拝島線の一部)・小川~玉川上水間を走行するモハ153の単行(昭和37[1962]年)





●クモニ2+クモニ4の荷物電車。昭和53(1978)年に荷物電車が廃止された。





●多摩湖線・国分寺~萩山間を走行する600V時代の小型車輌。1500Vへの昇圧後は地方私鉄に転出した。(昭和34[1959]年)





その2へ続きます