お世話になります。ロジックの高岡です。

国語辞典、使っていますか?

 

小学校で使い方を習って以来、これを活用しているかいないかは、その子次第になってしまいます。

で、実はこれ、活躍できるのは国語の授業だけではありませんよね。

 

社会や理科は、特に小中学校の学習ではたくさんの新しい言葉を覚える必要があります。

ですが、意味のわからない言葉は覚えることができません。

というより、意味をきちんと押さえなければ覚える意味がありません。

 

もちろん、社会や理科の教科書にも新出の語句の意味は書かれています。

でも、しばらくしてみると「あれ、これなんだっけ?」「どういうことだっけ?」と思うことは少なくありません。

 

そんなとき、国語辞典の出番です。

モノにもよりますが、小中学校までの教科書内容にある言葉なら、国語辞典にはたいてい収録されています。

場合によっては、理科や社会の教科書で調べるよりもずっと速く調べられるでしょう。

一冊で全てを調べることができますしね。

これこそが「国語辞典万能説」。当たり前のようなことでしたね。笑

 

そして国語辞典を使う際には一つ、気をつけて欲しいことがあります。

それは、書かれていることを「そのまま」にしないことです。出てきた意味が、自身にきちんと理解できる内容かどうかをきちんと確かめてください。

 

たとえば、小学校の国語で「意味調べ」の宿題が出ることがあります。

「国語辞典で調べて、意味を書きました」

もちろんそれは必要なことではあるのですが、まだ十分ではありません。

調べた意味が、自身に“わかる”内容になっていないといけません。

ですので、もし意味文中にまだ“わからない”言葉があるようなら、それも調べてみてください。

そうして細かく掘り下げていけば、きちんと100%理解できる「意味」になってくれます。

 

結局、大切なことは「“わからないまま” にしない」こと。

国語も数学も英語も、理科も社会も、仕事でも。

「わからなかったことを、“わからない”ままで終わらせない」

大人にも子どもにも、大切なことですよね。