ロジックの河村です。
今日は昨日お話ししていた中で少しだけ触れた、
硬式球での練習がいい理由について、お話しさせていただきます。
まず、軟式と硬式の違いですが、既にご存知の方も多いかと思いますが、バットもボールも違います。
まずは、バットについて。
軟式では、金属、木製の他にカーボンやウレタンを用いた複合バットというものがあります。
一般軟式ですと、長さは83~85センチ、重さは600g~800gほどの幅広い範囲で選択できます。
多くの草野球選手はウレタンバットと呼ばれる部類のバットを使用します。
このウレタンは各メーカーで特許を取っている場合が多く、値段も最近では5万円くらいする高価なものまであります。
良いものほど、反発力を高めた「飛ぶバット」であることがほとんどです。
しかし、中には草野球でも硬式用のバットを使用する物好きな選手もいます。
硬式では長さは軟式と同じです。
(プロの場合は少し長めで、85.5~87センチくらいが一般的です。)
重さは少し重くて、860~990gくらいが一般的です。
最近の風潮をみていると、880gくらいが人気のように感じます。
高校生までは金属、大学からは木製バットを使用します。
軟式と違って、カーボンやウレタンのバットはないですが、木製でも20000円近くするバットもあります。
軟式だと木製で7000円くらいですから、やはり硬式のバットのほうが高いですね。
次に、ボールについて。
軟式はゴムボールを使用します。
規格があり、4社くらいから試合球が製造されています。
硬式球はコルクに牛革を巻いて縫い合わせたものを使用します。
バッティングセンターで使用される硬式球はゴム製ですが、非常に硬質性の高い素材を使用しています。
ざっくり申し上げますと、軟式はウレタンのバットを使用することで、ミートポイント(当たればヒットになる確率が高い部分)が広くなっています。
バットも軽く、振りやすいです。
硬式はミートポイントが比較的狭い上に、ミートポイントで打たないと反動のようなものがあり、手が痛みます。
バットも非常に重たいです。
僕のような草野球選手でも、硬式で練習する意味は、自分がバットのどこを使用して打ったのかを明確にする練習になります。
ちゃんとしたところで打たないと手が痛いんです。
特にバッティングセンターのボールは、基本的にはほとんど同じ速さのストレートのみ。コースもある程度絞られています。
ミートポイントで打てないと試合でも打てないと僕は認識しています。
自身のバットも重くすることで、相対的に速いボールにも対応出来るようになると思っています。
自身のスイングスピードや目付けの練習にもなると思っています。
硬式球での練習は何度かやってはいますので、今後もどんどん改善して、よりよい練習を見出していけたらと思います。
野球の話しかしてませんが、今日はここまでにします。