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月花の雫

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厳しさの

名残惜しめと

また

清澄な夜を伴い

星が

降りる




忘れぬように

躯の奥まで

冷気で

充たす




その


真藍の


扉を開けて

遭ったのだったね




まだ

憶えているだろうか




想い


吐息に込めて



独り



奏でる









流行りに敏感


お洒落


情勢に詳しい


人の痛みを
受け止めらる


機微に敏感




書くのは


簡単




書けば

書くほど


でも

透けて




ね…





生きている限り

世俗のなかで

歩む




当たり前の


こと





だから



人間って




好き





…大好き










思いがけない

陽射しの温かさに

生きていることを

抱きしめる



雪解けは

必ずくるのだと

柔らかな

蕾に教えられ



己れの

小ささに

膝を折り


生かされている

この世界に

口づける



だから

だからこそ

貴方を


私を


その

縁(えにし)を



限りなく

愛しく

想う




この

儚い

現世での

まごうことなき

ぬくもりを