少女蘇生朗読劇『Holmes A study of Teller』
観劇記録(長いです)
少女蘇生朗読劇 『Holmes A study of Teller』
公演日程 2020年2月28日〜3月1日(全6ステージ)
場所 参宮橋シアタートランスミッション
観劇日 2月28日19時
2月29日14時&18時
3月1日 14時&18時
きっかけは第6回『リラの咲くころ』に大川篤史さん(芝居企画TECALL)がご出演。
以降『銀河鉄道の夜』『白にはなれない』と続き、今作に至ります。
数少ない団体推し!
コロナウイルスの影響で、公演を休止や延期される団体さまや、ホール側や稽古場に使われる場所が終息するまで貸し出しをやめられる所も多いようで、観に行けた事が本当に嬉しかったです!
ご感想はtwitterで【#少女蘇生恐怖の研究】と検索すると私より素敵な感想がたくさん!
以下個人的な感想。
私は1回でストーリーを追い切れないタイプなので毎回ホームズとワトスンを取り巻く事件やエラリイの謎解きを一緒になって楽しんでおりました。
【舞台美術】
構成が分かりやすく(中央奥に語り、下手奥にエラリイの部屋、上手側にホームズの部屋、その他の場面は舞台の客席側を使う)、小道具も少ない。
朗読劇で魅せる部分を最大限活かされている。
【照明】
『白にはなれない』に引き続き今中さまの照明。
シーンに沿って作られる照明が作品をより映えるものにさせておられました。
【衣装】
個々のイメージに合った衣装。
すごく細部までこだわられている印象。
ホームズの時代はこういう服を着られていたのかな?考えたらワクワクしますね。
【ドリンク】
1ドリンク付きなのですが、少女蘇生オリジナルドリンク(アルコール、ノンアルコール両方あり)ばかり飲んでおりました。
写真撮るの忘れた。
【制作.運営の皆様】
開場時から終演後まで心地よい環境で観劇させていただきました。色々見習いたい事が多かったです。
キャストさまのご感想。
【クイーン・警視役 勝沼紀義さま】
エラリイとの父と息子との掛け合いが絶妙。
電話の会話も最後の謎解きシーンは毎回ワクワクしながら観ていました。電話では嫌味を言いながらも息子想いなのは言葉の端々から感じ取られるところ。
【エラリイ・クイーン 探偵作家役 本多諒太さま】
銀鉄とはまた雰囲気の違った役どころ。
声も表情も魅力だらけで挙げたらキリがないので2つだけ。
回がわりネタ(後に場当たり前からという事が判明)の『フライになりなさい!』は2回目位で気づいてその後毎回笑ってました!凄い!
そして終盤のデボラ(スペイン夫人)を訪ねるシーン(特に最後の口パクのシーンの意図)がすごく印象深い(涙)
声でも演技でも魅せる方。
【グラント役 庄司勉さま】
エラリイの友人役でエラリイにホームズ物語を渡す所から作品が動く重要な役どころ。
すごく声も動きも表現力が豊かな方でエラリイとの話の中でも多彩な表現が魅力的!
【ジョン・ワトスン博士役 森山幸央さま】
『白にはなれない』で凄く印象深かった方。
ワトスン博士として、ホームズと名コンビを演じておられました。いゃー森山さまと木下さまのコンビは秀逸だわ!
今作も抜群の演技でコンビであるホームズと共にいる事が多い中で、メアリーやデイビスとのシーンでの仕草や話口調がホームズとの会話とはまた違った一面を観ることができました(メアリーとデイビスのシーンはお気に入り)!
【マイケル・オズボーン/ピエール役
大川篤史さま】
この役こそ表現力がないとできない!
台詞を話さない役どころ。
1つ1つのシーン毎に表現や表情で魅せるのはすごく大変だったのでは?1シーン毎に惹きつけられるものがありました。
あっちゃんの趣異なる一面が見られた。そんな一文では語り尽くせない大変さがあったと思うのです。ホント素敵だったなぁ。
そしてアンジェラ奥様との愛あるシーンがすごく良かった!
【リチャード・オズボーン役 村尾祥平さま】
銀鉄での表現とはまた違った趣。
色々な秘密を抱えながらも弟想い、そして公爵の名を汚すことのないよう自分が罪を被るように仕向けた所など、観れば観るほど深いなぁと思わずにはいられませんでした。
【ケネス・オズボーン公爵役 関口義人さま】
リラ→白と拝見していて、重みのある発声が素敵な役者さま。
ホームズ&ワトスンとの会話でケネス公爵としての地位と印象(マイケルは死んだと言う)を確立させておいての、終盤の涙目になりながらマイケルの頭をポンポンするシーンが目に焼き付いて離れません。
【レストレイド警部役 伊藤大介さま】
ドンと構えている所がいかにも警部。
台詞口調もはっきりとした物言い(手柄の話の部分では小声に笑)をされる伊藤さんはホント発声が綺麗。説明口調と会話ではまた違って嫌味のない警部役が良かったです。
【語り/デボラ・オズボーン・スペイン役
杉宮加奈さま】
とにかく表現豊かな語りが情景を浮かばせたり、次のシーンの導入がスムーズに行くように考えられながらの語りは絶品!
そして最後のスペイン役としての父への思い、エラリイの口パクの台詞を聞いて、長年心に留めておいた自分の考えが肯定され、安心したように眠りにつかれたシーンはもう何とも言えない。
【ティモシー・ウエントワース役
佐倉なおきさま】
マイケルのパリ時代の友人。
大学時代から色々あっても、マイケルへの友情が言葉の節々にあり(その前にホームズ&ワトスンに会いに来ているだけでも凄い)
友情っていいなぁと思わせてくれるシーン。
【レイチェル・ヘイガー役 西野五月さま】
自宅で薔薇の手入れをするという雰囲気がある役どころが素敵なのですが、この物語の核心を突く大事な役。
客席に背を向けてのエラリイとの電話のシーンの声が表情豊かで大好き!
【アンジェラ・オズボーン・娼婦役 池下真紀さま】
マイケルの奥様。マイケルへの愛が滲み出ていて回想シーンのお二人の愛に溢れた表情が温かくて。その分自分が分からないマイケルに出会った時にすぐに察したのも愛するが故なのかなと。
もう一度生まれ変わる事があったらマイケルとずっと温かい人生を過ごして欲しいなぁ。
【サリー・ヤング/娼婦役 伊冬ともこさま】
死体安置所とその隣にあるホステルの所長。
所長としての務めとしての対応に品格と感じ、ピエールに対して話しかける時は包み込むような優しさを醸し出されておられました。
【ジョセフ・ベック役 橋中祐治さま】
気難しいドイツ人質屋の主人の表情と話口調が独特で特徴的な印象を受け質屋とエンジェル・アンド・クラウンとでのレオナと密談(しているように見えた)との差が印象的。
【デイビス役 柳原光貴さま】
エンジェル・アンド・クラウン用心棒兼豚の屠殺人。
用心棒としての目の光らせ方が鋭く、豚を屠殺するシーンは語りとの絶妙なタイミングでそこで本当に屠殺しているかの如くの捌きに役に対する魂を感じ、その後のワトスンとの会話がまた興味深い内容(職業柄だからこそ見えるものもある)。そしてマイケルがいないと寂しくてやり切れんという本音がデイビスの人柄を表しておられた。
【メアリー/マーサ・タブラム役 天咲慶香さま】
娼婦としてのメアリーの色香が凄い!
それも上品な色気がすごく良かったなぁ。
ホームズとワトスンに絡むシーン(特にワトスン)はドキドキしておりました(爆)
ジャックの最後の犠牲者。
そしてマイケルとアンジェラの生まれてくる赤ちゃんを殺した犯人、マーサ・タブラム。
台詞はなくて表現だけで魅せるシーンもすごく良かった。マイケルに刺されまくりでしたが(笑)
よく考えたらどちらの役も最後は死ぬ役は彼女だけ!
【シャーロック・ホームズ役 木下章嗣さま】
少女蘇生団員の木下さまは舞台俳優としても声優としても幅広く活躍されている方。
シャーロック・ホームズのイメージが木下さんで固まるくらい似合っていたし、木下ホームズ&森山ワトスンだからこその『Holmes』だという位の安心感が心地よかったです。ここまで持ってこられるのは大変だったろうなぁ…。
どのシーンも作品に説得力を持たせ作り上げられる様は凄かった。ホームズの世界に引き込む力は相当なものでした。
一番好きなシーンを挙げるならばオーラスのデボラとのシーン。
カーテンコールのはけ方がカッコよすぎ。
(イケメンは何をしても様になるなぁ)
【デボラ・オズボーン/レオナ役 紗倉妃芽さま】
制作として客席入口でお客様のお出迎え(+アルコール消毒液での手指消毒)、そして本編中では2役を演じ分けられておられました。
少女時代のデボラは父を慕い、ホームズ&ワトスンと出会い、ホームズの手を握るお嬢様。
レオナは娼婦のまとめ役としての責任感が口調や動きで表現されており、また違った紗倉さまを観れたのが嬉しかった!
そして前説担当もされており、前説が流れると少女蘇生さま観に来た!というワクワク感がたまらない!
【演出・脚本 仲野識さま】
素敵な脚本にこだわり抜かれた演出や照明、音響。そして来場されるお客様への応対に加えて、コロナウイルスの影響によって普段の公演とは別の意味で大変な想いをされたと思われます。
キャンセルもあったようですが、毎回ほぼ満員のお客様とHolmesを堪能させていただきありがとうございました。
マイケルの所に載せた物販のブックマーカー、それぞれ1点物でアンジェラ&マイケル夫妻は揃えたかった!
これは仲野識さまの手作り!
数少ない団体推しの少女蘇生さま。
この公演をもってしばらく休団されます。
もちろん個々での活動は続けられますし、また再開される時にはパワーアップされる事でしょう。
舞台は生ものなので同じ回は1度もありません。
DVD化もされないようですが、忘れる事はない公演でした。
想いはまだまだ溢れてくるかと思いますがとりあえず締めたいと思います。
ありがとうございました。
『モチーフブックマーカー(ケネス)』
2020年2月観劇 鑑賞まとめ
2020年2月度は上京3回となかなかハードでした。
・加藤大輝『半分リサイタル・半分個展vol.2』
2月7日 19時開演
第二部が加藤さん作曲作品という凄い贅沢な演奏会。
・声優塾ボイスハート第12回朗読劇
『ちょっといいはなし』
2月23日14時・17時(全2公演)
場所 新宿永谷ホール
観劇日 2月23日14時
渡辺宏明さん『ユリカ』主演!
・演劇サイト主催『演劇まつり』
2020年2月21日〜24日(8団体、1団体2ステージ)
場所 高円寺K'sスタジオ
観劇日 2月24日 12:30公演
『ワイルドバンチ演劇団 空腹の検事』
今回はまた違うテーマで魅せてもらいました!
目が離せない劇団!
準優勝おめでとうございます。
準優勝おめでとうございます。
・DMP×劇団新和座
『俺の名は、マクベス』
2020年2月20日〜24日(主演マクベス以外キャスト変更の2バージョン各4ステージ計8ステージ)
場所 中板橋新生館スタジオ
観劇日 2月23日18時(赤マクベス)
2月24日17時(黒マクベス)
赤マクベス黒マクベスでマクベス以外全員配役を変更は、すごく見どころ満載の作品でした。
ホントチケット取れなくてギリギリ両方1公演ずつなんとか取れた公演。
最前列で迫力満載の公演!
・少女蘇生朗読劇
『Holmes A study of Teller』
2020年2月28日〜3月1日(全6公演)
場所 参宮橋シアタートランスミッション
観劇日 2月28日 19時
2月29日 14時、18時
3月1日 14時、18時
すごく見どころ満載の朗読劇!
後日別に感想記載予定。
2月も満載でした!
各団体さまありがとうございました!











