前回の記事の続きです。



出世をすると給料は上がりますが、当然会社に束縛される時間も増えます。



その頃、妻は妊娠をしていたこともあって家のことや2人の子供の世話など、僕に手伝ってほしかったのでしょう。



たしかに妊婦はつわりもあるし、体がきついんだろうな…




でも…




《男が家事の手伝い?冗談じゃない。仕事だって忙しいのにそんなこと出来るか!》





これが本音でした。





「メシ作るのがきついなら、なんか買ってきて食えばいいよ!」


「掃除するのが面倒なら、お前はしなくていいよ。子供に手伝ってもらえよ!」


「会社に行くのが辛いなら、休みなよ。」




喧嘩をして余計な労力を使いたくなかったので、とにかく出来るだけ優しい言葉をかけるよう心がけました。(それを実行するしないは関係なく)




妻は僕が柄にもない事を言うものだから、最初は嫌味にしか聞こえていなかったようでずっと腹を立てていました。



でも、事あるごとに僕が「しなくていいよ」と言うので「本当にいいの?」と、半信半疑ですが少しづつ家事の手を抜いていきました。




家の中はお世辞でもキレイといえる状態ではありませんでしたが、家事から解放された妻は徐々にですが以前のように笑ってくれるようになりました。気づけば喧嘩も減っていきました。



妻が笑うと子供も笑い、家の中が明るく平和でいられることに僕は気付いたのです。



家族と笑い合う時間はこんなにも幸福感で満たされるものなのか。



「こいつらともっと一緒に居たい」



強く思うようになりました。



そしてその後、3番目の子供も無事に産まれ、この1年半後には会社を退職。現在の中古車屋に至ります。(退職するまでの1年半は本当に激動でした。これはまた別の時に書こうと思います。)




では、本当の幸せって一体何なのでしょうか。




管理職だった頃、同じ年の会社員と比べると給料はもらっていた方だと思います。


今は、完全出来高です。



あの頃部下がたくさん居ました。今は応援してくれる友人がたくさん居ます。




あの頃上司からの信用もありました。今は年齢に関係なく、新たな出会いがたくさんあります。



会社を辞めずに出世を目指し続ければ、社会的に成功したといえる立場までいけたと思います。


今は、社会的成功どころか毎月安定した給料というものがないので、家族みんなが食っていけるために妻、子供たちと毎日切磋琢磨しながら頑張っている日々です。




これが、僕たちが選んだ「本当に幸せになる為の道」です。




僕らにとっての幸せは、悲しみも喜びもみんなで分かち合い、共に悩み、話合い、解決していくことなのです。





あなたにとっての幸せはなんですか?ニコニコ