土日に

福岡から姪が遊びに来てくれた。





福岡の身内とはいまだに疎遠だけど

姪はずっと変わらず

誕生日やらもLINEをくれていた。





話の流れで

(私はそっちには行けないから)

遊びにおいでよと

少し前から誘っていたんだけど

そしたら

ほんとに遊びに来てくれた。





高速にもほぼほぼ乗ったことがない姪が

「今年の目標は挑戦やけん」と言って

2時間程かけてきてくれた。





私がみんなと疎遠になっていることも

姪には姪の目線があるわけだし

色々思うこともあるんだろうけど





それでも

ただ否定したり責めたりじゃなく

そこには触れずに

ただただフツーに

遊びに来てくれた。





すごくすごく嬉しかったし

たくさん笑った楽しい二日間だった。











私は2〜3年前から

趣味でイヤリングを作っていて


といっても

買い集めたパーツを

組み合わせただけの物だったり

パーツ自体を手作りする場合も

まぁほんとに素人レベルでしかないのだけど





それも絶賛してくれて

姪は本来イヤリングではなく

ピアス派なのだけど

金属アレルギー対応を探すのが面倒とかで

最近はあまりつけていなかったのもあって


作り置いていたイヤリングを

二つ程プレゼントしたら

シリコンキャップ付けて使う!と

とても喜んでくれた。



(これは私が普段愛用しているもの)



話はちょっとズレるけど

私も大学の頃

友達と一緒に

ちゃんとした病院でピアスは開けたけど


私はなかなか穴が安定せず

痛くて断念して


その後も自分で

ピアッサーや画鋲で開けたりもしたものの

今は塞がってしまっていて


でも

イヤリングはなんかダサいよなって

何年も何もつけていなかった。





けど

高松にいた時に

友達がイヤリングでおしゃれしてるのを見て

それがフツーにかわいくて


「そうよね!

 ピアスじゃなくても別にいいよね!」


と、そこから

イヤリングでも全然いいや!と

大好きになった。


ブロックが外れた瞬間やね。









話はまたちょっとズレるけど

こないだ

息子が旦那と険悪な空気になっていて


旦那の連休を控えた前夜に

息子が

(お父さんといるのが嫌だから)

「明日どっか出かけようぜ!」と

珍しく一緒に出かける提案をしてきたから


過去の福岡帰省の時にはしなかった

福岡観光的なものを

日帰りでチラッとしに行った。





その時に

息子と入った雑貨屋で

イヤリングを見ていたら

男子でも大丈夫そうなデザインがあって


似合いそうよと勧めると

息子もまんざらでもなさそうだったし

何かつけてみたいけど

ピアスを開けるのは嫌やけん

イヤリングならいいかもと言っていて


それを買ってやったら

その場でつけて帰りたいと言って

とても嬉しそうだった。





初めてのアクセサリーで

違う自分になったような気持ちが

こっちにも伝わってきて

なんかワクワクしてる感じで

微笑ましかった。




(写真は元々嫌いだけど

 最近デブ過ぎて←私ね

 余計に自分の顔を映したくない)





息子とも話したことだけど


「男子がピアス」は

今や全然おかしなことではないし

むしろおしゃれだと思う人が

たくさんいると思う。


でも

「男子がイヤリング」は

ダサいっていう人の方が

多いかもしれない。





けどそれも

ピアスを開けたくない

でも何かつけてみたいって自分がいて

それでイヤリングでもいいのなら

だったらイヤリング付けたらいいよね


ただ

それだけの話よね。





それを見て

変だと思う人の内側に

それを変だと思う概念がある


それだけの話よね。





多くの人が変だと思うかもしれなくても

自分がそうしたいなら

それをやっちゃう方が幸せだよね。









話は戻って

姪は今年で29


私は大学の頃

実家から車で5分の所に住んでいた姪に

少しでも早く会いたいがために

友達との約束をキャンセルして

家に帰ったりしていた笑(友達ごめん)





私が結婚を前提に

今の旦那の転勤について

福岡を出た後

姪たちとは(もう一人年子の妹もいる)

いつの間にか距離ができてしまって


まぁ彼女たちが思春期の時に

私は時々しか会えない存在だったから

彼女達にとってのもう一人の叔母である

ずっと福岡にいる私の妹との感覚とは

違ってきて当たり前なんだろうけど


そういうのも

ほんとはずっと

寂しかったんだよね。





彼女達にとって

普段から行き来している叔母(妹)と

たまに話すだけになった叔母(私)では

気を遣う度合いも違って当然だろうけど


とにかくずっと

そういうのも寂しかった。









よく

福岡の身内が集まった時に

当時広島に住んでいた私たち家族に

みんなで書いたFAXが送られてきていた。





みんなは

良かれと思って送ってくれていたんだけど

いつもそれを見て

自分がその中にいられないことが

自分の息子もその中にいられないことが

寂しくて悲しくて

FAXを見るのが辛かった時期もある。





自分たち夫婦が

「分かり合えている」

とは言えない夫婦だったから余計に


みんなでワイワイ楽しかった福岡を離れて

遠くの土地で見るそのFAXが

なんとも言えない孤独感を感じさせた。





同じく他県からきた友達ができて

寂しさの共感はあっても

友達は母娘の関係が良く

しょっちゅうお母さんと電話していたり


また別の友達は

うちのように旦那の帰りが遅くなく

実家も私より近く

頻繁に帰ることができていたり


その後の転勤先で

地元人の友達ができたものの

その友達には地元の友達もいるしで

旦那さんが土日休みだから

旦那さんにこどもを見てもらって

友達同士で出かけたりしていて


誰が悪いわけでもないけど

どこに行っても

孤独感が消えなかった。

それは熊本でも同じだった。









今でもまだ

私の中には

福岡を出てからずっと感じてきた

寂しさや孤独感があって


スピリチュアルを深く知って

その孤独感が

幼少期からあった孤独感とも

繋がっていたこともわかったし


息子の人生にも

同じものを重ねて見ていることも

なんとなくはわかっている。





福岡のみんなには

私がスピリチュアルの道を

探求するようになった理由として


そういう

みんなには話せなかった

たくさんの

複雑な背景があるんだということを

うまく伝えられていない。

伝える機会もなかった。






何事も

実際に経験した人の感じたものと

ただ想像しただけの感覚とでは

ズレがあるものだし


話しても伝わらないかもしれないし

結局責められるだけなのかもしれない。


それすらブロックなのかもしれないけど。









今は身内の誰にも

理解してもらえる気はしないけど


それでも

姪のように

味方とは言わないにしても

敵でもない

そういう存在がいてくれることが

今の私にはとても嬉しいというか

ありがたいというか


とにかく救われている。









今日は祝日

仕事が休みの姪から

(自分の使った布団のシーツやらで)

洗濯物多かったけん

体調悪化してない?と

優しいLINE。





一人暮らしの姪の家にも

遊びにおいでよと誘ってくれて

また今度計画立てよー!

ということになった。









小さくてかわいくて

それだけで癒してくれていた姪が

今は自立した一人の大人として

別の形で私を癒してくれている。


ありがとうね、Y。





今度は福岡で

姪と飲みにでも行こうかな。





おまけ

姪と一緒に爆笑した息子の寝ぐせ笑