孤独な狼がタテガミを揺らし
走って来る

体にまつわるしがらみを剥がして
私を乗せて走る
夜風より速く

体にからまる全てを剥がしてくれる
なにもかも

記憶さえ剥がして
私を乗せて走る
孤独な狼が月光の中を

体の記憶を全て剥がして
忘れさせてくれる
孤独な狼がタテガミを揺らし
私を乗せて走る

時間に沿って
未来へ
私の運命から外れるように
走る
私の運命が変わるように

狼の首を
強く抱きしめていないと落とされそう

 

(僕の感想。諸説あり)

ロック音楽を凌駕するクラシック音楽だ。

幻想交響曲(げんそうこうきょうきょく)は、フランスの作曲家エクトル・ベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲。
原題は『ある芸術家の生涯の出来事、5部の幻想的交響曲』

ベルリオーズの代表作であるのみならず、初期ロマン派音楽を代表する楽曲である。
現在でもオーケストラの演奏会で頻繁に取り上げられる。

第1楽章「夢、情熱」
第2楽章「舞踏会」
第3楽章「野の風景」
第4楽章「断頭台への行進」
第5楽章「魔女の夜宴の夢」

上記の楽章のうち、まぁ第3楽章「野の風景」までは優雅な音楽なのだが、第4楽章からロックも超える重厚なサウンドになる。
ギンギンで煌びやか。豪華絢爛。

僕がまだクラシック音楽初心者の頃、スコアを見ながら、これを聴き、驚愕した。
そもそも、知らない単語があったり、どう演奏するの? という感じだった。

その後、テレビで(今なら、Youtubeだろうけれど)演奏風景を見たが、指揮者も演奏者も強靭な体力と精神力が要求される曲であることがわかる。

一度、ご覧あれ。
あまりクラシック音楽を聴かれたことがない方は、4楽章から5楽章へと聴いてみるといいかもしれません。

 

「おじさんは科学者でしょ?」

「うーん、理科の先生」

「どうしたら、科学者になれる?」

「この前、方位磁石を見たよね。あれは不思議だよね」

「不思議!だって、どこでも、どう回しても北極と南極を指す!」

「その不思議は、いつ消える?」

「意味がわからない」

「来年になったら、その不思議さは消えるかな、想像してみて」

「消えないと思う」

「じゃ、大人になったら、消えると思う?」

「・・・消えているかも」

「うん。科学者になるためには、大人になっても、その不思議さを忘れないことだね」

「なんだ、簡単!!」


少女は大きく目を開き、輝かせ、鼻の穴を開き、得意顔で私を見た

そう、簡単なんだ

簡単なくせに、誰もできないこと