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恥ずかしながら数年前まで日本文学にSF冒険小説のようなジャンルが生まれたのは戦後の話だと思っていました。

しかしある時何気なく青空文庫をアプリで落としてコナン・ドイルやラヴクラフトの作品を探していた時、なんとなく気になったタイトルがありました。

蝿男

は?ザ・フライですか?しかし著者は海野十三という日本人。翻訳?私はこの時何も知らなかったのです。この海野十三という人物が日本SF界の始祖のひとりと言われる程の大物だったという事を。

この作品全くザ・フライとは関係ありません。ならこの蝿男とは何者なのか?この怪人が起こす連続殺人事件を捜査するのが探偵・帆村荘六(シャーロック・ホームズに影響を受けているようです。)

ネタバレはしません。この作品が書かれたのは1938年だと知った時は

😲マジで!?

と思いました。今から80年以上前にこんなSFミステリー冒険小説を書く日本人がいたなんて!

他にも『18時の音楽浴』『深夜の市長』『金属人間』などが面白かったです。SF小説、推理小説、ミステリー小説、冒険小説などが好きな方は読んでみる事をおすすめします😉✨