さて、いつぞや、この記事で紹介したこちらのバス。

 

この記事でも紹介してますが、先日、国内初の、自動運転・隊列走行・連接バスの実証実験が東広島は西条〜広大のブールバールの区間において行われました。車種はいすゞのエルガデュオ。様々な会社・公共機関の協力で行われています。

 

先週も記事にしましたが…

この時は外から様子を見たのみ、これだけでも興味深かったですが…

 

今回!なんと!試乗会で乗車してきました!

というわけで、受付を済ませて寒空の下、芸術文化ホールくららの前でバスの到着を待ちます。

早速きました!と思ったら!

後ろからニョキっと普通サイズのエルガ。この後隊列走行の際にお世話になるまでしばしの別れですが、まさかここでうまく離合が観れるとは!!

 

で、ここから少し離れた乗り場の路肩まで歩くと…

こちらでバスが待機。駐車可の標識の下には、「実証実験中のバスに限る」の文言。こちらも今ならではですね。さあ!乗りましょ!

自由席なのでどこに座ろうとも構いません。ただ、運転席後ろや一番後ろの一列、車椅子対応席については関係者席となっていて座れませんでしたが…

三つ目のドアのすぐ後ろに着席。さぁ、発車です。

 

まずは手動運転で西条駅のロータリーを一周。(どうやら西条駅の3番乗り場にバスがいた場合デカすぎて通れないそうです)

↑↓イメージ。

その後、中央公園前バス停から自動運転に入ります。

と、ここでこのモニターがつきました。

色々な自動運転の状況を表示しています。

緑で囲んであるところは運転状況(電波状況や隊列走行時の速度等)、黄色のところは前方に障害物があるかどうかを表しており、この場合ハンドルの写っているモニターの一つ上に、前方に白い車が写っているのがわかるかと思いますが、これを障害物と認識して緑のバスの前にオレンジの丸を表示させて障害物があるよ〜と表示しています。

隣には信号や地図が写っていますが、まだこのシステムは完璧ではなく、誤認も多いので、信号との連動はさせてない、とのこと。確かに走行中にも信号が赤なのに青と表示することもありました。

運転手さん、手を離してますね。

自動運転なので、少々ブレーキが荒かったですが、これはこれで楽しかったです😅

 

自動運転は池の上学生宿舎前まで。ここからは手動で大学会館前まで向かいます。広大の周りは路線バスとは逆回りで走行しました。

左折で前の部分が見えるのも連節バスならでは。いいですね〜^ ^

 

そして、大学会館前では車両見学会。

連節面。走行中急カーブを曲がる際は広電の低床車のようにこの床面が回ってました。路面電車より連接面が広い気がします。

それもあり、ここがデッドスペースになっているのは正直勿体無い気がします。安全に立てるようになればもう何人か定員が増えると思うんですがねぇ…

そして、このバスの特徴、クロスシートがあること。面白いですね。

 

 

続いて、通常サイズのエルガ。

こちらも車内見せて頂けました。

こちらは今回の実証実験では一般人を乗せて走らなかったので機械が剥き出しの物々しい雰囲気。

お客を乗せないのに何故か連節バスのエルガデュオより良いシート()ずるい()

 

ちなみに地味に4枚折戸でした。

 

さて、再びエルガデュオに戻り連節バスの旅再開。

再び池の上学生宿舎前から自動運転、今度は隊列走行です…が、隊列走行時のモニター撮るの忘れてました…本当すいません…

で、この説明してなかった青矢印。信号機のようなものが映ってますが、これは何かというと、池の上学生宿舎のバス停は、後方から接近する車が見えにくいため(自動運転ではなおさら)、道路上に設置されたセンサーが後続車の有無を判断して大丈夫だったら青がつき出発、となるそうです。ただ、乗車時には青になり出発した瞬間に赤に変わり運転手の方や技術者の方がヒヤヒヤされてたのでまだ改善の余地があるのかな…と思いました。

 

さて、そこから中央公園前まで自動運転で行き、旅は終了。良い体験になりました。

 

 

 

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