今年はうさぎ年。そして、広島には「うさぎ島」と名高い大久野島があります。最近テレビや新聞、カレンダー等を見てもう行きたくて行きたくて、行って来ました。

 

ということで忠海港へ。大久野島へ行くには、ここ呉線沿いの忠海からのフェリー・客船、もしくは土日祝限定の三原からの客船となります。

発車時刻ギリギリでフェリーが到着。急いで乗船します。昼から行ったのですが結構お客さんも居ました。まぁ平日ですし、コロナ禍以前の休みの日に比べれば少ないですが…

という訳で出港です。フェリーにもしめ縄が飾ってありました。ちなみにこのフェリー、忠海ー大久野、そして大三島(愛媛)の盛を結んでいます。

 

そして、15分ほどで大久野島第二桟橋に到着。出迎えてくれたのは…

ハト。

…というのは冗談で、うさぎさんが出迎えてくれました。

…可愛ええええ(*´Д`*)

持ってきたキャベツにもそもそと食らいついてきました。

灰色のうさぎさんは木と同化しちゃってますね。しかも、ちゃんと巣を作ってました。上手いこと崩落しないんですね。すご。

ウトウト…

すずめさんとうさぎさん。

 

…とふれあいながら歩いてたら休暇村に着きました。結構時間の流れもあっという間です。丁度、第二桟橋と休暇村を結ぶ無料シャトルバスが来ました。

休暇村大久野島シャトルバス いすゞエルガ? (自家用登録車のため一応ナンバーを隠しています)

走行時は「ピー、ピー」とバック音みたいなのが発されながら走ります。道が狭い上にうさぎもいますからね。

このバスはまた別の記事で詳しくまとめます。恐らくうさぎの島目当てにこの記事を見る人の方が多いでしょうからね。

 

さて、せっかく休暇村のとこまで来たので、カフェタイムとします。丁度良い時間ですしね。

ホテル建物内にあるカフェで、忠海にあるアオハタのジャムを使った「アオハタジャムオーレ」を頂きました。…が、肝心の写真を撮り忘れる…まぁ、是非現地まで来て飲んで確かめてください!ということにしておきましょう。

そして、休暇村のホテル内には日帰り入浴も出来る温泉「せと温泉」があるのですが、寒いのですぐ湯冷めして風邪をひきそうらしいので断念させられました。今度来たら入りたい…

 

さて、帰りのフェリーに向けて桟橋へ戻ります。

目が赤い子や・・・        変わった柄の子も。

寒い時期だからか、風邪をひいてか目やにが出てる子も何匹かいました。元気になってほしいものです。何かしてあげられたら良いんですが、素人が下手に手を出しても良くないですし、キャベツをあげて、元気になるのを祈るばかりです。

大久野島にはこんなのも。道が極めて細いところはこうなっています。というか、車の中国語訳って汽車なんですかね。

途中、こんな感じで潮流が複雑になってるポイントがありました。どちらかというと来島海峡のほうのイメージがありましたがこちらもすごいですね。

 

なーんて言ってる間に持ってきたキャベツも無くなり、港のところまでやってきました。少し時間があるので、港の近くの遺産にも触れます。

ここ大久野島は今となってはうさぎの楽園ですが、今から70年以上前は、毒ガスを製造する毒ガスの島。戦時中、毒ガスの製造が禁じられていたにも関わらずここで隠れて製造されていました。そのため、地図から消されていたというのも有名な話です。

この小さな隧道の奥にあるのは、発電所跡。毒ガス製造時はここで発電して島の電気を作っていたのでしょう。

こちらは旧桟橋だそう。詳しくはこの案内板に書いてある文章を読んで頂ければ…

こちらの二つの遺構は、第二桟橋から少し本土側に歩いたところにあります。

そうこうしているうちに船の到着放送が流れ始めたので乗船準備。

良いアングルから。

そして着岸。乗船します。忠海まで15分の旅路?です。途中には先述の客船ともすれ違いました。

あっという間に忠海です。フェリーといえど侮るなかれ。速いもんです。

 

おわり