ペットボトルが入ったごみ袋を運ぶ前田亘輝さん=7日午前、西表島中野海岸



TUBE前田さん海岸清掃 ANAと世界自然遺産コラボ


【西表】ロックバンドのTUBEとANAグループのコラボレーション企画「TUBE×ANA Cheer Up 2021」の取り組みの一環で7日、ボーカルの前田亘輝さん(56)が世界自然遺産に登録された西表島を訪れ、ビーチクリーンやイリオモテヤマネコ保護に関する活動を行った。 


同日午前、前田さんは西表西部地区にある西表島エコツーリズム協会の事務所で海岸漂着ごみについて説明を受けた後、同会の徳岡春美事務局長らと中野海岸でビーチクリーンを行った。海岸には、外国語表記のペットボトルやプラスチック類、発泡スチロール、漁具などが散乱。海岸林の奥に入り込む漂着ごみもあり、一つ一つ拾い集めた。 また、紫外線や波の影響などで細かく分解されたマイクロプラスチックの回収も体験した。 

ビーチクリーンを終えた前田さんは「僕たちは日本中のビーチでライブをした後、ごみ拾いをして帰るということをやっていた。

地域によってごみの種類は違う。今回は、ペットボトルやプラスチック製品が多かった」と話した。


世界自然遺産に登録された西表島については「世界中の人に世界遺産を見ていただきたいが、ごみを出すのは人間なので一人一人が心掛けるしかないと思う」と環境保全の大切さを感じた様子。 

コロナ禍の同企画にも触れ「皆さん心が寂しくなった1年間だったと思う。ここまで学んだ感染対策も生かして、西表の自然の魅力を発信したり、ライブをしたりして、心の栄養になることを少しずつ取り戻せたらいいのでは」と、日本全国に元気を届けようと強い思いを語った。 

午後は、野生生物保護センターでイリオモテヤマネコの保護に関する活動も行った。 同企画は、新型コロナウイルスで厳しい状況に置かれている日本をTUBEとANAグループが一緒に応援しようというもの。

今回第二弾として、今年7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録された西表島の自然の豊かさや素晴らしさのほか、永続的にその観光資源価値を保持するため環境保全・自然保護活動への参画を通して、人と自然が共生することの重要性を発信していく。  

第一弾では、今年6月に発売されたTUBEの62枚目ニューシングル「BLUEWINGS」をテーマにしたプロジェクトも実施している。