2015.11.7

おはようございます。愛と空のブログへようこそ!

2015.11.7

「本田宗一郎からの手紙・・・現代を生きるビジネスマンへ」
には、次のような話がある。

2015.11.7

故本田宗一郎さんは、人の話を非常によく聞く人であった。
ご本人は、「私は何も知らないから」とおっしゃる。
だから人に聞くのだ、というのである。

2015.11.7

もしわからないことがあれば、若い人たちに聞く。
知っている人に電話をかけて聞く。

2015.11.7

カンニングする相手が何人もいることはすばらしいことなんだ、
人間関係さえうまくいっていれば、どんな知識も入ってくる。
というのが本田さんの考えであった。

2015.11.7


私は、これが実行できた本田さんは、
やはりすばらしいと思う。

2015.11.7

普通は「知らないことは恥ずかしい」と思い、
なかなか聞けない。

2015.11.7

自分の知っていることをひけらかすのに一所懸命で、
相手から情報を得たり、
知識を得たりすることは二の次になってしまう人も多い。

2015.11.7

本田さんが、人の話に耳を傾けることができたのは、
やはり自分に自信があったからではないだろうか。

2015.11.7


「何も知らない」からではなく、いろいろなノウハウを知っていて、
自分自身で何かをつくり上げてきた自信がある。
それが、他人の言葉に耳を傾ける余裕につながったのだろう。

2015.11.7

また、本田さん自身も、「キミだから教えてやろう」という
気持ちにさせるような人間にならなければならない、といっている。

2015.11.7

人にものを聞くのも、ただでは教えてもらえない。
喜んで教えてもらえるような「何か」をもっていたからこそである。


2015.11.7

彼はまたこんなこともいっている。
技術的なことは、現場で働いている人たちが一番よく知っている。

2015.11.7

自分は指揮官で、実際にやっているのは社員なのだ。
「キミたちでどんどん考えてくれよ」というのである。

2015.11.7

こんなふうにいってもらったら、社員だって喜んで働くだろう。

2015.11.7

自分の話を聞いてくれる人、
自分の能力や長所をどんどん引き出してくれる人は、
「人の心をつかむ人」である。