快晴。肌をさすような冷気の中、TVGでパリからわずか45分、ランスへ。
シャンパーニュとジャンヌダルクも登場する歴代王の戴冠式で大聖堂が有名な地。
ステンドグラスにはシャガールの描いた青を貴重としたものが美しい。バラ窓は奇跡的に大戦を生き延びたものだ。
退出しようとしたとき、小学生の一群が賛美歌を歌い出した。冷え切った中に響く歌声は日本では決して味わえないものだ。
大聖堂もすばらしいが、忘れてはいけないのはこの大聖堂付属の小礼拝堂だ。
レオナール藤田(嗣治)が最晩年の80歳に、わずか3カ月で描いたという一面のフレスコ画が圧巻。空気の流れがここだけ違う。
昨年、奥さんも亡くなり、ようやく2人でこの地に眠る。礼拝堂は11月から休みに入る。静けさをさらに増し、春を待つ。


