作詞:吉岡治 作曲:弦哲也



隠しきれない 移り香が

いつしかあなたに しみついた

誰かに盗られる くらいなら

あなたを殺して いいですか

寝乱れて 隠れ宿

九十九折り 浄蓮の滝

舞い上がり 揺れおちる 肩のむこうに

あなた…… 山が燃える

何があっても もういいの

くらくら燃える 火をくぐり

あなたと越えたい 天城越え


口を開けば 別れると

刺さったまんまの 割れ硝子

ふたりでいたって 寒いけど

嘘でも抱かれりゃ あたたかい

わさび沢 隠れ径

小夜時雨 寒天橋

恨んでも 恨んでも からだうらはら

あなた…… 山が燃える

戻れなくても もういいの

くらくら燃える 地をはって

あなたと越えたい 天城越え


走り水 迷い恋

風の群れ 天城隧道

恨んでも 恨んでも からだうらはら

あなた…… 山が燃える

戻れなくても もういいの

くらくら燃える 地をはって

あなたと越えたい 天城越え





六本木のテレビ局の駅総選挙を見て思ったんです。

当たり前の様に青森駅がランクインします。

そこで当たり前の様に、昔の連絡船への引込線が紹介される訳です。


ところが、そこから連想される津軽海峡・冬景色は我がブログで昨年末に書いてるんです。

そこで浮かぶのは、この曲だったりします。


なんかJR主体の感じですね。

この曲というと、伊豆箱根鉄道の修善寺駅からのイメージが強いでしょうか。

いつか第2弾があって、紹介されるのを望んでのブログですね。


さて僕は、あくまでも推測の域を出ないけど、下敷きとして「伊豆の踊子」がありそうです。

でも小説とは違う世界観は読み取ることが出来るのかな?

山口百恵さんの映画の影響で、夏休みの読書感想文で読んだけど、相当〜昔のことなんで忘れていますね。



なんだろう、様々な大人の恋愛の1つなんだけど、僕には想像力を働かせても難しいかな!

ちょっとした不倫の臭いもするし、それ込みでの駆け落ち感も読み解けそうです。


ポップな感じの演歌って感じなこの曲ですけど、演歌って世界観は守られています。

ムード歌謡的な演歌に、北酒場&さそり座の女を上げるならってことですがね。

演歌らしさは、石川さゆりさんの歌唱力かな?

大人しめからサビ前で盛り上げ始め、♪舞い上がり♪の唸りへ。

♪山が燃える♪のファルセット=裏声と、この曲がいい曲と言わせ紹介したくなるんですよね!


カラオケで歌いたい女性が多かったと聞きましたが、歌うと俗な言い方でケガをするんじゃないかな!

それくらい難易度と必要な歌唱力が高い!

そんな気がするんです。


画像は歌詞にある浄蓮の滝でしょう。

なんか聞き始めにモヤモヤし出したとしても、聞き終わると滝みたいにじんわり爽快になるのが、石川さゆりさんの上手さなんですよね!


コロナ禍の規制がないゴールデンウィークも明日から後半戦です。

運転免許のある人は、ドライブウェイも完備している中伊豆ヘ行くのもありですよ!

ってことで今回はここまで!