作詞:村雨 まさを

作曲:服部 良一


今日は朝から私のお家はてんやわんやの大さわぎ
盆と正月一緒に来たよなてんてこ舞いの忙しさ
何が何だかさっぱりわからず どれがどれやらさっぱりわからず
何もきかずにとんでは来たけど 何を買うやら何処で買うやら
それがゴッチャになりまして
わてほんまによう云わんわ わてほんまによう云わんわ
たまの日曜サンデーと云うのに 何が因果と云うものか
こんなに沢山買物頼まれ ひとのめいわく考えず
あるもの無いもの手当り次第に ひとの気持も知らないで
わてほんまによう云わんわ わてほんまによう云わんわ

何はともあれ買物はじめに魚屋さんへととびこんだ
鯛に平目にかつおにまぐろにブリにサバ
魚は取立とび切り上等買いなはれ オッサン買うのと違います
刺身にしたならおいしかろうと思うだけ
わてほんまによう云わんわ わてほんまによう云わんわ
鳥貝 赤貝 たこにいか 海老に穴子にキスにシャコ
ワサビをきかせてお寿司にしたなら
なんぼかおいしかろ なんぼかおいしかろ

お客さんあんたは一体何買いまんねん
そうそうわたしの買物は
魚は魚でもオッサン鮭の缶詰おまへんか
わてほんまによう云わんわアホカイナ

丁度隣は八百屋さん
人参大根にごぼうに蓮根ポパイのお好きなほうれん草
トマトにキャベツに白菜に胡瓜に白瓜ぼけなす南瓜に
東京ネギネギブギウギポタンとリボンとポンカンと
マッチにサイダーにタバコに仁丹
ヤヤコシヤヤコシヤヤコシヤヤコシ
アアヤヤコシ
チョットオッサン今日は
チョットオッサンこれなんぼ
オッサンいますかこれなんぼ
オッサン オッサンこれなんぼ
オッサンなんぼでなんぼがオッサン
オッサン オッサン オッサンオッサン
オッサン オッサン オッサンオッサン
オッサン オッサン オッサンオッサン
わしゃ ■■■で聞こえまへん
わてほんまによう云わんわ わてほんまによう云わんわ

そんなら 向かいのおばあさん
わて忙しゅうて かないまへんので
ちょっとこれだけ おくんなはれ
書付渡せば おばあさん
これまた ■■■で読めません
手さぐり半分 何しまひょ
わてほんまによう云わんわ わてほんまによう云わんわ
ああしんど



※「買物プギー」に一部不適当な歌詩があり、
その部分を削除いたしました。ご了承下さい。


てな訳で、今はこんな歌詞になりました。




今日は朝から私のお家はてんやわんやの大さわぎ

盆と正月一緒に来たよなてんてこ舞いの忙しさ

何が何だかさっぱりわからず

どれがどれやらさっぱりわからず

何もきかずにとんでは来たけど

何を買うやら何処で買うやら

それがゴッチャになりまして

わてほんまによう云わんわ

わてほんまによう云わんわ

たまの日曜サンデーと云うのに

何が因果と云うものか

こんなに沢山買物頼まれ

ひとのめいわく考えず

あるもの無いもの手当り次第に

ひとの気持も知らないで

わてほんまによう云わんわ

わてほんまによう云わんわ


何はともあれ買物はじめに魚屋さんへととびこんだ

鯛に平目にかつおにまぐろにブリにサバ

魚は取立とび切り上等買いなはれ

オッサン買うのと違います

刺身にしたならおいしかろうと思うだけ

わてほんまによう云わんわ

わてほんまによう云わんわ

鳥貝 赤貝 たこにいか

海老に穴子にキスにシャコ

ワサビをきかせてお寿司にしたなら

なんぼかおいしかろ

なんぼかおいしかろ

お客さんあんたは一体何買いまんねん

そうそうわたしの買物は

魚は魚でもオッサン鮭の缶詰おまへんか

わてほんまによう云わんわアホカイナ


丁度隣は八百屋さん

人参 大根にごぼうに蓮根

ポパイのお好きなほうれん草

トマトにキャベツに白菜に

胡瓜に白瓜ぼけなす南瓜に

東京ネギネギ ブギウギ

ボタンとリボンとポンカンと

マッチにサイダーにタバコに仁丹

ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ

アアヤヤコシ

チョットオッサン今日は

チョットオッサンこれなんぼ

オッサンいますかこれなんぼ

オッサン オッサンこれなんぼ

オッサンなんぼでなんぼがオッサン

オッサン オッサン オッサン オッサン

オッサン オッサン オッサン オッサン

オッサン オッサン オッサン オッサン

わしゃ 聞こえまへん

わてほんまによう云わんわ

わてほんまによう云わんわ

ああしんど






なんで少し変わったか。
そのヒントをWikipediaから

「買物ブギー」(かいものブギー)は、1950年(昭和25年)発売の笠置シヅ子の歌。作詞・作曲は服部良一(作詞は村雨まさを名義)。吹き込みは1950年(昭和25年)2月11日、発売は1950年(昭和25年)6月15日発売。

つまり、僕から干支で1周り前の曲なんです。


僕が笠置シヅ子さんを知ったのは、家族そろって歌合戦(1966年-1980年、TBS) - レギュラー審査員を見ていたからです。

家族そろって歌合戦は、Wikipediaによると

日本各地の市民会館などで公開収録を行っていた視聴者参加型番組。司会は漫才コンビの獅子てんや・瀬戸わんやが務めていた。一旦CMに入る際には、てんや・わんやと歴代の女性アシスタント(後述)が「テレビを御覧の皆様にはスポンサーからのお知らせを〜どうぞ!」の台詞を発し、その際に首を横に振る様子をカメラがズームアップで捉えていた。

出場者たちは家族単位のグループで参加。各チームには「リスさんチーム」や「キツネさんチーム」など動物の名が冠されていた。観覧希望者は、前もって現地のネット局宛に観覧したい旨のハガキを送る必要があった。

とのこと。

そうそうの連続ですわぁ!


ついでにWikipediaから

審査員 

市川昭介
笠置シヅ子
神津善行
高木東六(審査委員長) → 五十嵐喜芳
阿部進
このほか、当日のゲスト歌手たちも審査員に加わっていた。ゲスト歌手は毎回2組で、1組は準決勝前に、もう1組は決勝戦前に持ち歌を披露していた。

阿部進さん以外は音楽関係者で、うち笠置シズ子さん以外が作曲家なんですよ。

高木東六さんは亡くなられたのかな?
後任の五十嵐喜芳さんは声楽家でした。



笠置 シヅ子さんは懐メロ番組で歌手だった?
なんてことを知りました。

最初はやっぱり、東京ブギウギです。

改めて笠置シヅ子さんをWikipediaから

笠置 シヅ子(かさぎ シヅこ、本名:亀井静子、1914年(大正3年)8月25日 - 1985年(昭和60年)3月30日)は、日本の歌手、女優。戦後「ブギの女王」として一世を風靡した。

ってあります。

僕にとっては叔母と祖母の間の世代ですかね。


これまでの画像は歌ってた当時なんだろうかな。

僕はこんな感じから知ってる感じです。

なんていうか、日本のよきおっかさんなんですよね!

その条件として、典型的&わかりやすい美人じゃない。
それをフォローする才能。

それがあるでしょうか。



バリバリの関西弁。
優しさもビシッとも兼ね備えるんですよね!

包み込んでも突き放してもくれる。


画像は笠置シヅ子さん、関東なら誰だ?
ってイメージの京塚昌子さんです。

江戸っ子はべらんめえ口調とのメリハリって思うと、関西弁って好きや〜!


このブログを書くきっかけは、フォローしてるブロガーさんの記事かな?

関西弁の威勢の良さがクローズアップされてたのかな。

全編に渡る関西弁の曲の、元祖ともいえるんじゃない?

しかも画像みたいに、元気ハツラツ(オロナミンCか!)な曲への仕上がりは、受けに受けたことでしょう。


ただ作られた当時は、なんの気無しに書かれた言葉が後年えげつない言葉=差別用語になりました。

なんで原作歌詞の⬛の部分があり、ある程度の年齢だと⬛の個数と歌詞の内容からわかってしまいます。

わからない世代とかは、この曲のWikipediaで「斬新な歌」って項目に書いてあります。


さて前のブログでは、スゴくいい曲なのにヒットしたとは言えない曲を取り上げました。

このブログを書いてる時点で、前のブログに誰かの思い出とか琴線に触れることもありません。
つまり、いいねを····

それに比べたら、この曲は70年を越えてもいろんな人に歌い継がれてます。



それは関西人の納得する、関西弁の歌詞をルックスも庶民派の笠置シヅ子さんが歌ったってことに尽きるでしょうか。

なんていうか、僕の生まれる前の曲としては江利 チエミさんのテネシーワルツを書いてるんですが、歌唱力が高いけどクラッシック的な上手さと言いにくい、アイドル的な上手さがある。

そこが我がブログに書きたくなる要因になるでしょう。

前のブログは、このまま埋もれて発掘不可能な曲。
この曲は古き良き昭和が歌い継がれる名曲。

僕みたいに、リアルタイムを知らなくても琴線に触れる曲でしょう。

ってことで今回はここまで!