作詞:秋元康 作曲:河原嶺旭



この変わり果てた

大地の空白に

言葉を失って

立ち尽くしていた

何から先に

手をつければいい?

絶望の中に

光を探す


どこかに

神がいるなら

もう一度

新しい世界を

この地に拓かせてくれ


それでも未来へ

風は吹いている

頬に感じる

生命(いのち)の息吹

それでも私は

強く生きて行く

さあ たったひとつ

レンガを積むことから始めようか?


記憶の傷口は

瘡蓋(かさぶた)になって

痛みの中に

やさしさを生むんだ

誰から先に

抱きしめればいい?

ぬくもりの中で

夢を語ろう


溢れた

涙の分だけ

何かを

背負わせて欲しいよ

傍観者にはならない


それでも未来へ

愛は続いてる

人と人とが

求め合っている

それでも私は

一歩 歩き出す

そこに忘れられた

希望を拾って

始めようか?


それでも未来へ

風は吹いている

瞳 閉じれば

感じるはずさ

確かに未来へ

風は吹いている

すべて失って

途方に暮れても

確かに私は

ここに存在する

前を塞いでる

瓦礫をどかして

今を生きる


もしも風が

止んでしまっても

風が消えた

世界はないんだ

どんな時も

呼吸をしてるように

今日という日が

そう つらい一日でも…


できることを

始めようか?





さて昨日の東日本大震災から11年には思い出し損ねたのがこの曲なんです。

すぐ上の画像に書いてあるんです。

Wikipediaからトドメを載せますと

「風は吹いている」(かぜはふいている)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、河原嶺旭により作曲されている。2011年10月26日にAKB48のメジャー23作目のシングルとしてキングレコードから発売された。楽曲のセンターポジションは前田敦子と大島優子の2人が務めた。

とのことです。


この時代は春に総選挙の投票シングルを、夏にその結果のシングル発売が恒例化してました。

なんでWikipediaにも

楽曲は2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の被災地へ向けた「震災復興応援ソング」として制作されたメッセージソングであり、音楽的にはロックの要素を持つ楽曲である。

とのことである。


この画像が選抜メンバーです。

初期総選挙&じゃんけん大会以外、NMB48の山本彩さんがAKB48の選抜落ちがなくなる1歩目になる=2作目の選抜メンバーです。


立ち位置の画像も、ボーカリスト的なメンバーの位置にいます。


この画像はCDの裏ジャケットです。

下支えメンがわかりやすいですね。
ちなみに画像左から山本彩さん、横山由依さん、宮澤佐江さんかな!


なんていうか、ヒット連発アイドルの好感度を上げる感じにはなるでしょうか。

けど、秋元康さんは直接的な書き方をしてないから、作品としてまとまりはあります。


まずは出だしですね!

この変わり果てた

大地の空白に

言葉を失って

立ち尽くしていた


これは誰もが思う=掴みとして共感しますよね。



そして歌詞では、僕が気にする人称代名詞です。

この曲には一人称の私だけなんです。

これが利いていて、相手をあなたと呼ぶ箇所がないんで女性以外も歌いやすいのかな!




そして最も復興応援ソングらしいと思うのは

どこかに
神がいるなら
もう一度
新しい世界を
この地に拓かせてくれ

でしょう!


そして付け足し的な別メロディです。

もしも風が
止んでしまっても
風が消えた
世界はないんだ
どんな時も
呼吸をしてるように
今日という日が
そう つらい一日でも…

できることを
始めようか?

って長いんですけど、生かされた人達へのメッセージとしての例え話としては響いてきます!


たった1つ惜しいのは、?マークですかね。
!マークの方が勢いがありそうな。

だけど歌詞を読む時の話しになるでしょうね。


クールでカッコいい曲で、なんか被災者じゃないのに歌ってる感じの表情に見える!

それがアイドルとしての精一杯かもしれないかな?

来年の1月17日にNMB48が神戸で歌うと、嬉しいかもしれないかな!

んで、熊本の地震が起きた日はHKT48が歌うとか、地震大国の日本だからこそ復興した様に見えたりしても、語り継ぐのと同じくらい歌われてほしいかな!

時が移り過ぎようと、なんかの時には必ず歌ってほしい曲=記憶の片隅に置いてほしくない曲ですね!

ってことで今回はここまで!