作詞:平山忠夫   作曲:一代のぼる


作詞:平山忠夫

作曲:一代のぼる


きっと帰って くるんだと
お岩木山で 手を振れば
あの娘は小さく うなずいた
茜の空で 誓った恋を
東京ぐらしで 忘れたか
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ

白いリンゴの 花かげで
遊んだ頃が なつかしい
気立てのやさしい 娘だったよ
お前の嫁に 欲しかったねと
おふくろ今夜も ひとりごと
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ

可愛いあの娘の 帰る日を
お岩木山で 今日もまた
津軽の風と 待っている
忘れはしまい あの約束の
こんなにきれいな 茜空
帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ




松田聖子さんの流れから松村和子さんを取り上げます。

まずは曲のWikipediaから

「帰ってこいよ」(かえってこいよ)は、1980年4月21日に発売された演歌歌手・松村和子のデビュー・シングルである。

そして松村和子さんをWikipediaから

松村 和子(まつむら かずこ、1962年3月23日 - )は、日本の演歌歌手、ポップス歌手。

北海道天塩郡遠別町生まれ、苫小牧育ち。ヒット曲「帰ってこいよ」で知られる。


ここで1つ発見しました。

極めて松田聖子さんに近いんです。

聖子さんが今日、誕生日で松村さんは約2週間後です。

聖子さんがエイプリルフールのデビューなら、松村さんはその20日後にデビューです。


モチロンだけど、演歌とアイドルポップスとか違うところも多いんです。

北海道と福岡県って出身地も違いますよね。



けど改めて衣装を見ると、数年後に中森明菜さんが取り入れる感じの和洋折衷で和装寄りの感じですね。

んで黒髪ストレートが肩より長い!

やっぱりアイドル全盛期の演歌の売り方になるのかな!


それは歌詞にも現れていて、舞台設定が岩木山なんですよね。

つまり美空ひばりさんの、リンゴ追分と同じなんです。



聞いたら誰でも思うのが、民謡歌手で名は通っていただろうってことです。

張り詰めながら通る声です。

演歌の定義からは少し離れた歌唱力なのかな?


このくらいの年齢で同じ歌唱方法なら、歌謡界で生き残りにくいかもしれないかな?

民謡歌手で生きてほしいって思います。

なんていうか、箱にピッタリハマる歌唱力=情が揺らがない、カチコチの歌唱力なんで、他の演歌がハマらないんです。

特に艶歌と書かれる色っぽさは感じ取れないんです。


逆説的に歌詞が男目線なんで、純朴な田舎の硬派な主人公が浮かぶけど、これじゃそのままで終わるな!

なんて思いますね。

女性側が東京に行ってんだから、帰ってきても変貌振りは想像を越えるでしょうね。

そう言わせるのが、昭和の末期たる80年代ですからね。



この画像で、どのくらい前かな?

きっと子育てが終わったか、やっとカタコトの孫がいるんでしょうね。

そこで純朴な男性の歌を、もう一度聞かせてほしいかな!

ってことで今回はここまで!