作詞:松本隆

作曲:大瀧詠一

哀しみの裏側に何があるの?
涙さえも氷りつく白い氷原
誰でも心に冬を
かくしてると言うけど
あなた以上冷ややかな人はいない
君の手紙読み終えて切手を見た
スタンプにはロシア語の小さな文字
独りで決めた別れを
責める言葉捜して
不意に北の空を追う

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ…いつまでも待っていると

この線路の向こうに何があるの?
雪に迷うトナカイの哀しい瞳
答えを出さない人に
連いてゆくのに疲れて
行き先さえ無い明日に飛び乗ったの
ぼくは照れて 愛という言葉が言えず
君は近視まなざしを読みとれない
疑うことを覚えて
人は生きてゆくなら
不意に愛の意味を知る

※伝えておくれ
十二月の旅人よ
いつ…いつまでも待っていると※

(※くり返し)





この曲を最初に聞いたのは、太田裕美さんバージョンです。


けど、前にブログに書いたナイアガラトライアングルのB面に収録されていて、レコードを買ったのもあって大滝詠一さんバージョンにしました。

って言っても、ラストを繰り返すか否かの差しかありませんけど。

キーもかな?
感じとしてだけど!

んまぁ、このブログの画像の主役は太田裕美さんになりますけど、大滝詠一さんがマスコミ&メディアに出ないタイプなんで!


少し舌足らずだけど、歌唱力は高い?
と言うには微妙な位置取りにいる、太田裕美さん向けに作られたのかな?

太田裕美さんの曲なら、トップ3になりますかね!

けど、ちょっとした感じ=ゲイだけと男として歌いやすいのは、大滝詠一さんかもしれないです。

要は、人称代名詞がないんです!

だからカラオケにある方で歌えるんです。


さて、この曲はアレンジに負けた感じなんです。

イントロが時代を先走り、発車のチャイム的な感じなんです。

そして僕の、やられたポイントである間奏ですね。

列車の走ってる感じから、踏切通過の感じってメロディまで、なんていうか大滝詠一ワールドなメロディです!

そこからキーが半音上がる感じで2番になります。


更にコーダーもまた、1ヵ所から列車を見送る感じ?
なんて言わせるフェードアウトなんですよね!

こういう聞き方を、鉄道好きにしてほしい!

歌詞の世界観は、車内の主人公の思っていること。

それ以外は、列車の外って雰囲気を全開にしているんです。

トータルして無声映画のMVが似合いますかね!


やっぱり違うと思いながら、日本の懐かしい列車でモノクロの画像を選び、列車の感じを掴んでほしいかな!


中はこんな感じの、リクライニングの利かないシート!

そこに当時なら太田裕美さんを座らせ、大滝詠一さんが歌ってる部分に、黙って雰囲気を作ってほしいかな!

ってタイムマシンで当時に戻っての話なんですけどね。



なんにしても、ナイアガラトライアングルから時間を経て、時期的にやっとかける!

そう思って書いたネタに変わりはないでしょうね!

ってことで今回はここまで!