性的マイノリティ当事者が実生活で感じる事とは?
初めまして、W'i'N-Association-です。
このAssociationでは性的マイノリティに関する話題や課題などを現代の社会問題と絡めて、
"どうしたらより良い社会になるのか"を当事者の視点だけでなく様々な角度から考え、話し合い、実際に話し合った内容などをTwitterやホームページを活用し発信しています。
《はじめに》
自らをLGBTQ+であると考える米国の若者の4割が、過去一年の間に真剣に自殺を考えたことがある--。
そんな調査結果がNPOによって以前発表された。
では、当事者の若者たちは一体何によって、ストレスに晒されているのでしょうか。
今回は、上記(見出し)の議題にそって当事者のメンバーとオンライン会議を行った際に話し合った内容をまとめてみました![]()
【実際に実生活で困っている事】
※セクシャリティや個人によって違います。
- 学校生活:着替える場所、制服
- 生物学的性別で扱われることの苦痛
- 対人関係(友人へのカミングアウト含む)
- 親や家族との関係やカミングアウト
- 女性らしさ、男性らしさの押し付け
- マジョリティ側の"普通"という価値観の押し付け
- 誤認や偏見
- 「身近にいない」「分からない」という人が多いため、理解され辛い
- 周りに否定的な人がいるとカミングアウトし辛い環境にある
などが挙げられました。
近年では制服も公立校を中心に多様性を求められるようになりましたが、まだまだ制服の多様性を起用していない学校も多くあります。
そういった学生ならではの悩みも今回多く聞かれました!!
また、カミングアウトに関しても
というような悪循環があり、中々カミングアウトできないというのが現状のようです。
【 今後不安なこと 】
- 戸籍変更せずに反対の性として就職できるのか
- 診断書や治療など、お金がかかるため金銭面の不安
- Xジェンダーだと診断書が貰えないため、望む手術が受けられるかどうか
- 制服.化粧.振る舞いなど女性らしさを求められること
- カミングアウトするか、隠して生きていくか
などが挙げられました。
性別適応手術をめぐっては2018年に保険適用されましたが、大半の患者は手術前に保険外の自由診断であるホルモン療法を受ける必要があります。
すると、保険治療と適応治療を併用することになり混合治療と扱われ、保険適応外となり全額自己負担しなければならないなど、経済面の負担は当事者にとって大きいものだと考えられます。
【最後に】
近年「LGBTQ」や「多様性」という言葉だけが流行り
まだまだ、本当の意味での理解や認知がされていないと感じるこの日本で偏見や差別は多く存在します。
知らないことは恥ずかしいことではありませんし、
理解できないことが悪いわけでもありません。
知ろうとしない、理解しようとしないということがダメなのです。
まずは正しい知識を得て、自分の中にある偏見や固定概念を崩して考えることが大切だと思います。
当事者も多様性や理解を押し付けることはせず、マイノリティとマジョリティでお互い歩み寄る形で理解が進むと良いなと願っています。



