長女を連れて児童館を出ると、向かいのコンビニにたくさんの人。まだ品物があるのか。店内は凄い人。でも、今、買っておかないと。次女を連れてでは何もできない。
子どもたちは外で待機ということで、長女を待たせ一人で停電中で凄い人のコンビニの中へ。
とりあえず飲み物とカロリーの高い物を手に取りレジの列へ。
停電でレジも動かず、なかなか進まない。
いつの間にか外は吹雪雪
「揺れないで」と心の中でつぶやきつつ、どれだけの時間が過ぎただろう。ようやくレジを済ませ、吹雪のため荷物と自転車を置きにマンションへ戻る。
所々、外壁が落ちたりヒビがはいったり地面が波打ってるところがあるものの、マンションは大丈夫のようだ。非常階段で5階の我が家へ。
玄関を開けると、踏み場のない有様。土足のまま廊下へ上がり荷物を置く。
すぐに徒歩で保育所へ。途中、同じ保育所の父兄に会い、保育所の皆の無事と避難場所を確認。迎えに急ぐ。
途中の家々は瓦屋根が崩れたり、古い建物の外壁が落ちたりしているぐらいで、倒壊した建物は無いし、ブロック塀の崩れも少なかった。
避難場所へ迎えに行くと、元気な次女に再会!!あまりショックを受けてないようで安心。
3人、吹雪の中我が家をめざす。
ようやく我が家にたどり着き、不要な物を置き、貴重品と仕入れた食料を持ち、長女の小学校体育館へ避難する。
すでに体育館は凄い人。
寒いけど、パパと合流しやすいよう入り口付近に段ボールを敷いて座る。
パパとは地震直接からお互い連絡をしてるが直接話せず。何とかSMSと伝言板で連絡をとり、避難所に向かっているはず。合流するまで、私一人でこの子たちを守らないと。
ようやく、19時頃パパの顔が見えた!!
小学校の先生方が避難所を整えはじめた。外は暗くなる。発電機で照明がつき、1家族に1枚の毛布、ペットボトルの水、アルファ米のおにぎりおにぎり1個、バナナ半分が優先順位順に配られる。
優先順位は①小学校生以下②高齢者③中学生④大人
それでは足りないので買ってきた物を食べる。
パパが一旦自宅に戻り、防寒具とまだ残っている食料を持参。

長い夜星空が始まる。