先日 ちょっとした事から

 同僚と 口論になった


 時々 仕事を手伝いに来てくれる別の人が

 いつも 同僚の 場所を貸してもらって


 でも使わせてもらった割には 

その後始末が 不適切ということで

 『これは違うだろう!』と


 普段は温厚だけれど

 たまに とても 強い目力や、

 強い口調になる 

そんなモードの同僚になった


同僚が言ってることは間違っていない

 確かに正論で、

私も反応の余地がない


 私も話をしながら 

そこはちゃんと認めて 相手に伝えて

謝った


しかし 分かってはもらえなかった

 私も自分が言ってることは


常識や 正論で考えれば

正しくはないとは分かっている


 しかし ケースバイケースではないけれど 

うちのような少人数の会社


 そして グレーゾーン ではないけれど

 訳ありの人、 私も含めて 

そういう人間を使わなければ

 新しい人は そもそも 

なかなか入ってこない会社


だから グレーゾーンの人でも 

貴重な 戦力というのがある 


昔のヤクルトの野村監督ではないけれど

その人間をいかに使うのか


 その持ってる力を発揮させるのか 

そういう やり方が必要な会社である 


使えなかったら クビにして

また新しい人 、もっといい人を

入れればいいという 

そんな常識が存在していない会社である


だからこそ ヤクルトや

 阪神の監督だった 野村監督のように


本当にその選手を 

たった一人だけの ワンポイントで使うような


 巨人の松井の様な、

左の強烈なバッターに対して

左のワンポイントのピッチャー 


まさにそこだけで使うような

 もしくは そのあとで

 ファーストを守らせて


また 左バッターが出たら

 ピッチャーに戻るような 


どこか そんなものにつながる


 だから私は 野村監督 という人が

 好きなんだと思う


 どこか自分の仕事 人の使い方、

 能力の 見出し方に似ている 


私の仕事を手伝いに来てくれる人も

まさにそんなワンポイントの

選手なんだと思う 


その仕事だけを、

 その条件でしか 力を発揮できない


 ちょっとでも それが変われば 

仕事をすることができないという 


とっても 条件が限られている

でもうまくそこに 

登場させることができれば


 野村監督が復活させた選手ではないけれど

 大活躍することもできる