ドラマ ディスティニーの中で

病院で寝ている 

仲村トオル君に 石原さとみさんが 

詰め寄るシーン 


相手の目を じっと見つめて 

相手が真実を 語ってくれるように迫る


ふと自分だったらと思う 

私が トオル君の目を見て


 でも実際に私は

相手の目を見ているけれど

本当に見てるのは その奥


 私は自分の心のエネルギーを

自分の目から 相手の目へと送って


 そして相手の その奥にある心へと

 届かそう 繋がろうとする


 私は 自分の心が

自分の本当の姿だから


 そして 相手もまた

その心こそが 本当の姿


 お互いの肉体、顔や 目というものは

あくまで 着ぐるみである 


だからその中身にある

私たちの本当の姿、 心と心 

そこで見なくては、

そこを見なくては 

本当のところは見えてこない


 だから 一見

 私は自分の目を使って

相手の目を見てるように見えて 


実際には自分の心を使って

相手の心を見ている 


そこに訴えている 

繋がろうとしてるだけである


 だから 相手の眼を見つつも

 実際には相手の心を見ているだけなのである


 そして相手の眼もまた

 こちらを見てるようで

実際には私の心を見ているということ


 それぐらい 心というもので

 生きているということ 


それが自分だと意識し、

 認識できているということ