ある意味 私が職場で 一番
気を配っている 同僚
その人が仕事でミスをしないように
仕事をクビにならないように
文字通り 毎日 気を配ったり
その人が仕事しやすいように
サポートしたり
過去には 何度も 文句を言われたり
不当な扱いをされながらも
それでも ずっと私は変わらず
その人の お世話をしてきたなぁと
珍しく 自分で自分のことを
結構 褒めてあげたくなる位である
昨日は 朝仕事に行ったら
なぜか その人の姿がなくて
社長に聞いたら 電話が来て
仕事が暇だから休むと
そんな話だった
社長よりも 実際
仕事で直接 関わってるのは自分なのに
昨日 仕事が終わった時には
そんな話は全くしないで
こうやっていつも 間接的に
その人が休むとか
いきなり早退するとか
そんな話がやってくる
その人との関係が
良好というのでは ないのだと思う
私は相手のために頑張って
相手が失敗しないように 目を光らせたり
耳を傾けたりしているけれど
でも 相手が どれだけ
ミスをしているのかというのを
実際には相手は 知らない
10回ミスをしたとしても
私は1回ぐらいしか教えないから
だから 本人としては
自分は ほとんど ミスをしない人間
1年を通して ほとんど ミスをしない
優秀な人間と、もしかしたら
思っているかもしれない
でも実際には 会社で
トップを狙えるぐらい
ミスの多い人である
そのミスをフォローして
もらえなかったとしたら
とっくに クビになってしまう位
ひどいレベルである
でも そこは見事に
フォローしてもらえているから
その人のミスは 1年を通して
大きなミスは 0ということに
ずっとなっている
傍から見たら とても優秀な人のように
毎年大きなミス ゼロという
すごい記録を 10年も20年も
出し続けている ということになる
でも それは こちらが
徹底的にマークしてるからである
バスケットの マンツーマンの
マーク だったり
サッカーの エース ストライカー
ではないけれど
徹底的に
その人をマークしてるからこそ
点を取られない
失点 しないという
素晴らしい結果になっている
でも本人は それが わかっていないから
自分を優秀だと思ってるかもしれない
少なくとも
へっぽこや ポンコツだとは
きっと思っていないと思う
だから私が たまに ミスを指摘した時に
自分はミスをしていない!と
真顔でそれを否定してくる
それこそ 10回に1回ぐらいは
自分のミスというものを
認めてくれるけれど
でも実際には恐ろしいほどに
自分に下手な自信を持っている
だからこそ自分の実力というものに
気がつけずに 来てしまった
年をたくさん 重ねてしまった
その人も相当な高齢だから
社長の 指示もあって
こちらも相当 手加減をして
ミスの指摘をしないという
やり方をしている
その人のミスを全部指摘したとしたら
さすがにその人も
仕事を辞めたくなると思う
自分の実力というものに
愕然として
絶望してしまうかもしれない
確かに うちの会社は
優しいと言うか 甘いというか
それはあると思う
よその会社だったら
私も人のことは言えないけれど
通用しないような
そういう人が
何人かはいると思う
私にしても その人にしても
ある意味 グレーゾーンと言うか
そちらが裏側に 間違いなく
片足は突っ込んでいる
そういう意味で
ちょっと不思議な 会社かもしれない
その人も私も
クビにならないのだからf(^^;