中森明菜ちゃんの I love you 


尾崎豊さんの息子さんの I love you とは 

どこか違っている 


あくまで 尾崎豊さんだからこそ

合う、表現できる I LOVE YOU という 

あの歌 


息子さんだと、

どこか難しくなってしまう 

彼の心だったり 人生だったり

 その中に その歌詞に重なるもの

 それがあまりにも、

少ないのかもしれない


だから 言葉は悪いけれど

 岸田総理のスピーチではないけれど


 あくまで 紙に書いてあるものを

読んでいるような


自分の心から 

それが生み出されてるのとは違う

 そういった言葉と 心のズレのようなものを

 私は感じる


けれど 明菜ちゃんが 

アイラブユーを 歌った時に


彼女の人生の経験 心の痛み 苦しみ

 恋というもの いろんなものが 

うまく 重なってるように感じた


 だから人の歌でありながらも

 どこか彼女の心、味 というものが

表現されている


 私はそもそも 尾崎豊さんの

 I love you という曲が

好きというわけではないけれど


 何か 心のこもったもの

 思いのこもった

特別な一曲なんだろうなとは感じる 


そして 明菜ちゃんに対して

この人はとてもいい

 歌い手さんだなと感じるものがある


 だから たまたま

彼女の I LOVE YOU を聞いた時に


彼女の心や 今までの人生 

悩み 苦しみ そういったものが

重なる感じがして 

特別な一曲に感じられた 


彼女だからこそ 彼女の歩んできた

 いろんな道、 経験 、心だからこそ 


歌として表現できるもの 

生み出せるものがあるのだと思う


同じ歌を歌いながら

全く違うものが生み出されてくる


 それはその人の心と 人生が

 現れるからだと思う


だから 尾崎さんの息子さんにしても 

どこか 尾崎豊の息子だからこその

葛藤や悩み苦しみというのは 当然あると思う 


そんな彼にしか歌えない

 一曲 というのが 私はあるのだと思う


 それこそ 彼が歌手をやる意味の一つ

 彼が なぜその立場で 生まれてきたのか


 なぜ歌うのかという

 そこにいずれ 繋がってくるのでは

 ないかと思う


それでこそ 彼の心が解放されて

本当の自分 尾崎豊の息子という

肩書きではなくて


彼の名前を知らなくて

申し訳ないけれど


 本当の彼 ありのままの自分 

それが 芽を出して 

彼自身、そして 今回の人生の

綺麗な花を咲かせていく


 それが彼の今回の人生の

大きな意味なのではないか