光男君の力不足というよりも 


何か寅さんが主役 という 

寅さんの存在というものが


 いかに大きかったのか、というものを

ひしひしと 感じながら見ています 


それでいながら どこか 

1話 見るのに手こずっています 


最初の10分ぐらいで 明らかに

 他のシリーズとは違って


自分が無条件で

楽しめているのとは違う 


男はつらいよ、という 

タイトル こそ 同じだけれど

全く別の作品のような 


今 1時間半 見ましたけれど

まだ そんな風にしか 

感じられていません 


確かに 懐かしい面々が登場する 

寅さん ファンだったら 

一見、 喜ぶような スペシャルな面々が

 登場するけれど 


でも半分は

どこか 寅さんの昔の姿を 

再登場させているだけでもある


 スペシャルでありながらも 

どこか 半分 だけの

男はつらいよ みたいな


 主役なしの なんとも言えない作品でも

 あるなと 私は感じました


私も 胸を張って言えるぐらいの

男はつらいよ ファン

 寅さん ファンですから


 別にケチをつける つもりはありません 

ただ私にとっては 今までの作品とは

ずいぶん違うなということ 


どこか 私の中では

48話で完結というのは 

変わらないかなと 思いました


何回も何回も見ている

 1話から48話だとしたら 


私は楽しみながらも

最後まで見ることができる


よほど何か理由でもない限りは

ましてや、 つまらないから 

飽きたからと 、途中で止めるというのは


 私には 無かったです

中学生ぐらいの頃から 


今日まで 内容が わかっている話を 

何回も何十回も繰り返して

見えてきた人間ですから 


寅さんというものが

どれだけ好きなのか


 あの作品が どれだけ私にとって

特別なのかということ 


これからも私は死ぬまで 

寅さんを見続けると思います


でもこの 50話は、

どこか 無条件で楽しめている

時間の流れを忘れるような 

引き込まれるような 感覚とは違う 


だから私は頑張って

 今 1時間半 やっと見たような気がします


相棒の右京さんではないけれど

 どこか 絶対的な主役というもの 


その人が いないというのは 

やはり とても大きいものなんだなと 

感じました