そういう意味で

右京さんは 頭で考える 論理的に考える 


そして 私は

心そのもので感じて わかるような

 そこは 全く 見事なまでに 真逆だけれど


 でもどこか 人間としては

 同じに匂いを感じる


 だから話をした時に

 むしろ そのお互いの感覚や世界が

あまりに 逆方向から 見ている


でもこの世界や、 物事の

真実を 見ようとしている

 探しているという意味では 

全く同じだから


きっと 面白く、興味深く 感じると思う

変人同士ではないけれど


 表面的には 周りには そう見えても


 でも そのもっと 奥には

違うものがある


きっと お互いに分かっている 

変人という看板や レッテルを

あえて楽しんでるような 


ちょっと クスッと笑っているような

その程度だと思う 


表面的に見たら 変人に見えているだけ

でも本当は違う 


孤高でも 孤独でも そこは

どっちでもいいんだと思う 


それよりも もっと先を、違うものを

我々は見ている


だから変人と言われようが 

何と言われるようが


 ほとんどの人に

理解されなかったとしても 

そこは問題がない 


それでも気にならないような

楽しいものを考えて 

楽しいものを見て、心に感じて

追求して、追求し続けて

十分 幸せに生きている


そして たまには 

右京さんの友達ではないけれど

 相棒ではないけれど


 本当に自分を 分かってくれるような 

ありのままの自分で大丈夫な 人間が

人生には 時々 現れてくれる


 そういう意味で 孤独というのは

どんな人間にも存在しないと

私は、 我々は、きっとそう思ってるはず