私も20代の頃までは 

そんな 指示待ち人間だった

かもしれない 


ただ時間が過ぎれば 

時給なり 給料がもらえるという


 その程度しか 見えていなかった 


自分の人生、自分の命というものと

お金を交換する 

そこに何の疑問も抱かなかった


時間というもの

 仕事の時間というもの


 自分に何ができるのか

 何ができるようになっていくのか

 成長する、ということ


 若い頃の私には

見事なまでに それが わからなかった


 自分が分かっていない、という事が

わかっていなかった 


そういう意味で最悪で 

ものすごく 未熟だったと思う


今の私だったら

そんな未熟な自分に

 あれこれ 教えたり 

ちょっと厳しく 

成長させたくも なるけれど 


当時の 私の周りには 

そういう人はいなかった


 良くも悪くも 放任主義だったから

 自分で何かを 見いだすのか、

気づくのか 


それとも ぼーっとして 

それで 無駄にお金を もらってしまうのか


私の成長は遅かったから 

ぼーっとしてる時間が

きっと 長かったのだと思う 


今と違って 平和な時代だったから 

そんな人間でも

ギリギリ クビにならないような

 優しい 時代だったのだと思う