私も人間だから

遅かれ早かれ 終わりの時が来る 


最初から決められてる

 今回の人生の終わりというものが

少しずつ近づいてくる 


自分に 価値がない 

生まれてきた意味がわからない時

自分が嫌いな時というのは 


とても自分のことを 粗末に扱う

意味のないものに感じてしまう 


だから自分が生きてることと

自分が死んでしまうことに

あまり差がない


けれど 自分の心が分かってくる 

自分自身や自分の人生が見えてくると 

それが一転する


自分に価値がないから 

自分がいつ死んでもいいと思うのと 


自分のことが少し大切に

感じられるからこそ 

わが身 可愛さがあるからこそ

 死にたくないと思うのと


誰かのために 自分のためではなくて

100% 純粋に何かのため誰かのために

 まだ死ぬわけには いかないと感じるのと


 自分が それらを全て 卒業したような

 心の段階において


自分が生きていることと 

死ぬことに

差がなくなっていくのと


究極 自分の死だろうが 誰かのだろうが 

それをすり抜けていく


 肉体というものの 惑わしから 卒業していく

 その人が本当に心であるということ


だから肉体が何回 滅びたとしても 

肉体がどんな姿になったとしても 


それはあくまで 着ぐるみと

 それが見えてくる 


だから自分の命に

自分の今回の人生に

重く 縛られることはなくなる


 もっと 本当のものが 

本当の姿が見えてくる 


だから いろんなものに、こだわらなくなる

執着がなくなる 心が軽くなる 

晴れ晴れ とした心で 軽やかに進んで

その人は 自分の人生を生きて行く